自分のことは自分ではわからない

友人とランチで話をしていて気づいたこと。

 

「僕はその人がオススメするものに興味があるんだよね。

その人がオススメする本だったり、映画だったり、食べ物だったり、

お店に連れて行ってもらうの好きなんですよ。」

「それって、その人に興味があるってことだよね。」

「そうだね。その人のベストなオススメを知りたいんだよ。」

「やっぱり、必殺技ですね。」

「あぁ、そうかも。その人が持つセンスや才能が知りたいんだ。」

というような会話があったのです。

 

その夜にまた別の友人とした会話

「自分にしか興味がないから健全だよね。

人のどう見られるかよりも自分が好きなことが大事。」

「う〜ん、そうかも。」

 

僕は自分で良いなと思ったことは、ずっと見てしまうのです。

小さい頃は、職人さんがお菓子を作っているところだったり、包丁を研いでいるところだったり、大工さんが家を作っていたりすると、ずーっと飽きずに見ていることができるのです。

無駄のない技に魅かれるのです。

ついつい人を観察しちゃうのです。

あら探しをすることにも使えるんですが、それよりもその人の持つ才能に興味があるのです。

特徴を発見することが好きなんですね。

 

僕が気づいた特徴的な部分をフィードバックすると喜ばれます。

自分が見ている視点とはまた別の視点がえることができるからでしょう。

 

また、僕自身も自分が気づいていないことを指摘されてビックリすることがあります。

人によっては正反対のことを言われることもあります。

よくよく聞いてみると、「そういうことか!」とさらに洞察が深まります。

 

自己探求をする時に2つの方向がある。

ひとつは、自分の内側に向かうこと。

これは1人かもしくは、それをサポートしてくれる人が行なうことが望ましい。

自分の声とか、自分の欲求とかを知ることに役立つ。

このサポートがファシリテーターとして僕の仕事だと思っていたんだけど、最近はもう1つのこともやっていることに気づきました。

 

それは、自分の外側の声を聞くこと。

自分が他者からどう見えているのかを知ることです。

これは社会的な自分の位置づけがわかるのです。

他者から見た自分ってどういう人なのか。

自分の特徴というのは比較から生まれます。

他者と比較して自分がどんな特徴があるのかを知ることです。

その特徴のポジティブな面が特徴が持つ才能であり、ネガティブな面が危険性ということなんです。

他者との違いも世の中に自分を表現していく時に役立ちます。

社会との人が補いあうようにできているからです。

こちら側が僕の仕事のコンサルタントの側面ですね。

 

自分の内側への探求と外側からの視点、2つの方向性がとても大切になります。

案外、自分で自分のことはわからないのです。

だから他者の存在が必要なんですね。

 

そんなことを思った日でした。

■ソースワークショップ発見編
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
発見編:第72期 2月15日(土)16日(日)
活用編:第26期 2月 1日(土) 2日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/

■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm


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