ハッピーバースディ(地域の物語WS3)

地域の物語ワークショップ3日目。

参加予定の方が全員きました。みなさん、それぞれ個性的な方々です。オールキャストが出会ったらどうなるのでしょうか(笑)ワクワクします。

地域の物語Cコース講師の方々と

今日はダンスというよりも「人と人が出会った時に何かが起きるか?」ということを楽しんだ1日でした。

人と人が出会えば、ダンスが始まるのかもしれません。

それが体を動かすダンスではなくても、心の中では踊っているのかもしれませんね。

出会いの中で沸き上がってくる衝動を楽しみました。

外側にいる人の反応が、自分の内側に入って感じて、また外側に表現したい衝動に駆られます。

人は動物であり「動きたいもの」なんだと実感しました。

<今日のワークメモ>

1)後だしジャンケン

後だしで勝ったり負けたりするのは案外難しいです。生まれてこのかた「ジャンケンは勝つためにある」と思っているからかもしれません。普段の信じ込みを揺さぶれるワークでした。

2)ジャンケン鬼ごっこ

ジャンケンを全員で最初にして、ジャンケンで勝った人が負けた人にタッチできるゲーム。負けたらフリーズ。最後まで生き残った人の勝ち。輪になってやったので、いきなり隣の人が自分にとっての鬼になったりするのが面白い。反射神経ですね。途中で、同じ人を助けるルールが加わる。

3)空間で遊び

誰か1人を決めてずっとその人を見ながら歩く。その人に集中していても他人とぶつからずに歩けるもんですね。恋をしている時ってきっとこういう感じに風景が見えるんだろうな。

その対象が2人に増える。しかも3人の位置関係が直線になるように。これ動いているうちに自然に会場のみんなが一直線に!単純なルールって時に奇跡を生み出しますね。動が静になる瞬間に感動が起きました。

次に3人の位置関係を正三角形に。このゲームはチームを作るのではなく自分で勝手に決めた人でやるので、場は動く動く。誰かが走ると他の人も走り出す。他者に集中するってとっても面白いです。自分の内面をみていたら反応ができないから。常に外側に意識を向けているって僕にとっては斬新な出来事です。

4)3人ドラマ

稽古場に3.6m×3.6mの正方形を書いていて、その場に3人が入るというもの。3人がそろったら5秒間静止して、1人が抜けて、また1人が入るというもの。静止画ができるのです。

最初は、ただ場に立つというもの。ファミリーコンステレーションのようなシンプルなドラマが展開されます。ただ場に人が立つだけでいろいろと想像して何か意味がふわっと現れたり、ただ反応しちゃったりするのが面白いですね。ただ立つだけだから人それぞれに思い浮かぶものが違うのでしょうね。また同じのもあったりもするのでしょうね。

次に、高さをだしていきました。立つ、座る、寝るの3つです。さらにドラマティックになっていきます。自分が舞台の上に立っている時は、感じるセンサーが敏感になっていきます。気配を感じるって不思議ですよね。

次に、触れるというルールが加わる。3人の距離がグッと近くなります。人が抜け、人が入る。形がどんどん変化していきます。触れていた人がいなくなると、その場での意味が変化していきます。見えているものが変化していきます。そして、新しい人が入るとさらに見えてくるものが違ってくる。人間の脳が作り出すドラマって面白いです。いろいろと見えちゃうんです。

人の反応って不思議ですね。

これらを撮影したものを見ました。実際に自分でやっている感じ、生で見ている感じ、それのどれとも違う映像があったんです。同じことが起きていても受け取るものは全く違うものになりますね。人それぞれに違うだけでなく、自分の中でも全く違うものに見えることに驚きました。人間の認識なんてあてにならないもんです。パラレルワールドってすぐそこにあるものなのかもしれません。

5)シェアリング

付箋に今回Cコースのテーマである「ふたり」というキーワードと3日間で体験したことを結びつけて書き出す。それを貼って整理。人それぞれの感じ方っていいですね。多面的に場が浮かび上がってくる感じがしました。

ふたり

今日も充実した1日でした。

終わりの終わりにいきなり電気が消えて、ハッピーバースディの歌と共にケーキが!

Happy Birthday まぁちゃん
サプライズにやられました。いきなりきたのでビックリ!

さらに誕生日ケーキのパフォーマンスも!

地域の物語「誕生日」すごい!クリエイティブだ!

幸せな43才になりました。ありがとう!


すべてが個性でしかない(地域の物語WS2)

地域の物語ワークショップ2日目。

みんなで体を動かしています。

ダンスのワークショップなんですが、決まった振り付けを踊るのではなく、ただ体をあるルールに従って動かしているだけなんです。

ところが、それがダンスのように見えるという。原初的なダンスを楽しんでいます。

正解の動きがないので、すべてが正解。そうなると人が動くということは、こんなにも興味深いものなのだということがわかります。

もちろん、好き嫌いはあります(笑)

表現というものは人それぞれ。今まで生きてきた集大成があるしかないんです。

普段、使っている体の使い方で、体型さえも決まって来るんですね。

その上に動きが乗っているんです。

なんも誤摩化しようがない。

セラピストとして14年も人を見ているので、体を見ているとその人の心も見えて来るような気がします。

その人の人生を思わず想像しちゃんですよね。

自分の体そのものも作品なんでしょうね。

 

今日のワークショップの覚え書き。

1)今回が初参加の人中心での自己紹介

2)自分の手の平を使って、相手の指定の場所を触れる。数勝負。1回目は足首、2回目は両肩、3回目はお尻。

僕はどれも安定して3位くらい(笑)

3)手の平以外で、誰かの体を触れる。そのまま触れた人はストップモーション。触れられた人は、動き出して誰かに触れる。その時の移動も工夫したりする。

無理な体制が面白かったり、高さや低さもでたりすると見ていて面白い。僕は極力楽な体制になるように考えて動いてしまう。早くやらなければいけない時には、面白くなっちゃうんだけどね。

4)カベに全体中をかけてもたれかかる。手だったり、腕だったり、胸だったり、背中だったり、足だったり。1週部屋をゴロゴロしながら回る。

体全体がマッサージされて気持ちが良かったです。重力を使ったセルフマッサージですね。

5)2人1組。壁を人間に変える。人の体にもたれかかってバランスをとる。

6)2人1組で、背中を合わせて座ったり立ち上がったり。向き合って手でバランスをとりながら空気イス。さらにスクワット。手でひっぱって、ひっぱられて、直線を進む。

ちょっとした体の使い方のコツを知ると簡単になる。呼吸を合わせるのと、体をスクエアにすること、意識を上に持っていくこと。イメージで体の動きが変わるのが面白い。

7)2人1組。1人が立って、後ろに倒れる。それをもうひとりの人が支える。前バージョン、横バージョンもする。

これドキドキ感が面白いんです。支える側の人は、地面とのグランディングができていないと支えられません。人の触れるのが慣れている人と慣れていない人の差があるような。人の体を人の体として触れることができる人は少ないのかもしれません。モノになっちゃっている場合があるような気がした。

8)2人1組。リーダーとフォロワーを決める。手と手を合わせて、手の平の感覚だけで、リーダーにフォロワーがついていく。目を開けバージョン、目を閉じバージョン。

気持ちよいですよね。これ。ペアダンスです。手の平でコミュニケーションをとるのは面白いです。

9)このバージョンをペアをどんどん変えながら行なう。他者が自分の人が手の平に触れたらパートナーチェンジ。

これも出会いと別れがありますね。1人になっても楽しんでいたり。ペアを楽しんでいる人、自分の世界に入っている人、とまどっている人。みんないい感じでした。

全体的にハードです。地味に疲れています。

体をかなり暖めておかないと怪我をしそう。そして、整理運動もしないとちょっとまずいかも。

●参考)地域の物語のパンフレット

地域の物語2013地域の物語2013地域の物語2013地域の物語2013地域の物語2013地域の物語2013


本当の自分?仮面の自分?

ブライト・コミュニケーション研究所タンジェリン・ラボでパートナーシップぜみを開催しました。

パートナーとの関係がうまくいかない時に、自分自身は、どんな仮面を被っているのか? そして、パートナーはどんな仮面を被っているのか?

そんなことを見つめるワークショップでした。

パートナーシップぜみ言葉で説明するだけでなく、絵にすることで情報が満載になっていきます。

絵が上手い下手に関係なく、感情が仮面に現れることが興味深いですね。

何が起きているのか問題を掘り下げるためにフォーカスパーソンを。 演劇的に状況を作り出して、演じてみました。

自分の役を誰かにやってもらったり、相手の役を誰かにやってもらったり、自分でやったり、様々な視点から何が起きているかを見ていきました。

状況がわかれば、解決策も見えてきます。

怒り、絶望、無関心・・・その奥にあるものは・・・

とても充実した時間だったのではないでしょうか。

参加者の皆様のその後の感想が楽しみです。

 

参加者の方からこんなことを言われました。

「講師をやっている人は、パートナーシップもすべて上手くいっているものだと思っていました。」

僕の答えは「人間だもの(笑)いろいろとあります。」というものです。

いろいろあるから興味を持つわけで、いろいろあるから研究し、いろいろあるから人に伝えられるようになるのです。

 

知識を学ぶだけでなく、感情や身体意識を巻き込んで物事を体感することで腑に落ちる経験をしてもらえたなかぁと思っています。

参加者のみなさま!ありがとうございました!

僕も学びが大きかったです!


出会うことは喜びである(地域の物語WS1)

地域の物語ワークショップ2013に参加しています。

今年の全体のテーマは「みんなの結婚」。

3コースあって、AコースとBコースは演劇、僕の参加するCコースはダンスです。

そして、Cコースのテーマは「ふたり」です。

これらのコースの集大成は、3月24日に世田谷パブリックシアター・シアタートラムで公演です。
(詳細が決まり次第お知らせします。多分、無料)

このワークショップの魅力のひとつは、プロの劇場の人たちの持つ緊張感と集まってくる楽しい参加者達が面白いことです。

去年から地域で何かできないかと思っていた時に、このプロジェクトに出会い参加させてもらっています。

地域の物語

今日からワークショップが始まりました。

講師はたっちゃんこと楠原竜也さん。アシスタントはルイルイ。パブリックシアターからは、れいな、くたにん、ふくちゃん。

会場に着くと初めから井戸端会議みたいに和んでいます。知っている顔もちらほら。

初回に何をしたのか覚え書き。

1)簡単に名前だけ言ってスタート。

2)体をほぐす。足の指をほぐして、ヒザ裏からふくらはぎをゆるめます。

3)助け合い鬼ごっこ。鬼じゃない人が手をつなぐと鬼はタッチできない。

鬼ごっこの逃げる癖がついているので、なかなか助けることが難しかった。鬼ごっこって性格でるよね

4)2人一組で、体にふれて形を作る。例えば、手と手、手と足とか。それが最後には全員で形を。

体を使った造形は面白い。指示はシンプルなのに、できあがり作品は多種多様。人の創造性って面白いなぁ。名前を呼んでくれて「ここがいいねぇ」と言ってくれるのはやっぱり嬉しいですね。名前覚えるの早っ!

5)2人1組で、アイコンタクトで動く。

目と目を合わせて動いているとダンスになるんだねぇ。原初的なダンス。目を見つめるだけで感情が動く、体が動かしたくなる。不思議な感覚ながらも懐かしい感じ。本来は、人は出会うと踊りたくなるんだろうな。

6)3人1組で、アイコンタクト。2人がアイコンタクトしている間に1人が入ってパートナーを奪う。

これは、ドラマがあるよね。どのようにアイコンタクトしている2人の間に割って入るか。出会いがあって、別れがある。ここでのポイントは、きっちり目を合わせないと奪えないということ。目線と目線の間に自分の目線を入れるのは案外難しい。人それぞれの奪い方があって楽しい。相手の顔を見ているといきなり違う顔が現れるんだよね。「いないいないばぁ」が面白い理由がわかった。顔がいきなり変わった時に笑うしかないんだよね。

7)全員で、アイコンタクト祭り。奪ったり奪われたり。

もうすごいとしかいえない。濃密な時間でした。目と目を見つめあうと感情が動くからね。その感情から体を動かすというエネルギー変換が楽しいです。芸術ってすごいなぁ。人間の持つ本能的な部分は面白いねぇ。

8)自己紹介。名前をもう一度と言いたい事をちらほら。

名前で自己紹介というよりも事前に体で自己紹介は終わってしまっている感じです。頭での理解を促すだけなんですね。言葉よりも体のほうが語っていることが多いですね。こういう出会い方って好きです。

9)A4で4枚のアンケートに答える。

この質問がまた濃いものでした。例えば「五感のうちで、二つだけ残せるとしたらどの感覚?」。僕は触覚と視覚にしました。触覚がなければ生物として成り立たないんじゃないかと思うんですよね。五感のベースになっている感覚だと思っているし。時間も20分くらいだったので、考えるよりも反射的に答えました。

ワークショップ修了後に講師の方々と話をする。

アンケートはどんな参加者が集まっているのか、そしてその参加者の持ち味をいかに発揮させていくのか。さらには参加者が何を提供したいのか。それで作品ができると。個性と個性が出会った時に何が生まれるか。今からワクワクしています。

これから3ヶ月が楽しみです。皆様、よろしくお願いします。


教育とは興味を持たせること

世の中の教育事情も混沌としています。

先日、テレビを見ていたら様々な教え方があるんだなと思った。

理解していない人に合わせる教育。理解している人に合わせる教育。

親切丁寧に教える教育。教えない教育。

授業型の教育。ワークショップ型の教育。

詰め込み型の教育。ゆとり教育。

 

古今東西ベストな教育は人それぞれなのかもしれません。

個人的な適正の問題だけでなく社会的な要因もあるのでしょう。

教育って、どんな大人を育てたいのか、どんな社会にしていきたいのか、どんな未来を創っていきたいのか、そんな要因に左右されてきます。

 

いろんな教育方法がありますが、僕は教育も一番の目的な「興味を持つこと」という目的以外にはないと思っています。

教育とは外的な要因。

教えてもらう側からみると、求めて教えを請うか無理矢理教えられるか(笑)

教える側からみると・・・う〜ん。。。なんでしょ。人それぞれ目的や意図がありそうです。

 

僕はなぜか、子どもの頃から「先生にはならない。」と心に固く誓っていました。

どうしてそう思ったのかは謎なんです。

母方の親戚には先生が多かったりするんですが、特に嫌な想いをしたことはないし、学校の先生方には恵まれていました。

 

先生にはならなかったのですが、教育法にはとても興味があるのです。

「教育とは、何だ?」という問いが先生でもないのにいつもあるのです。

人が人に影響を与えることはすべて教育だと思っているのかもしれません。

 

僕がいきついた答えは「興味を持たせること」ということ。

興味を持てば、自発的に学ぶようになるのです。

「知りたい!」という人間なら誰もが持つ好奇心に火をつけられるか。

それが鍵になると思っています。

究極的には、学びたいと思わなければ学ぶことはできないと。

知りたいと思わなければ、知ることはできない。

始まりはいつも自分から。そして他者との交流により学びが深まっていく。

さらに人に教えることで学びが最高点に達します。

そして、また次の学びのステージに上がっていく。

 

先日開催した、ボディ・トーク・ワークショップは、キネシオロジーの基本と僕が今到達している最高点を伝えました。

決まったカリキュラムも作らずに、だいたいの方向性を決めて、その場の空気を読んで進みました。

僕個人の経験だけでなく、参加者の経験も学びの場にでてくると何かがそこで起きるのです。

人生丸ごとをかけた学びの方法論を作っています。

例えるなら小学校の授業と大学院の授業の混合です。

結果、とても満足していただいたようで僕も一安心。

次回は1月31日(木)です。これ定期開催してみようかな。

 

人それぞれの人生経験を尊重しながら、人それぞれの興味に火をつけながら、僕の知的好奇心と仮説検証も含めながら「学び」を極めて行く1年にしていきます。


2013年1月スケジュール

2013年1月のスケジュールです。

Happy New Year ! 2013

●1月5日(土)、6日(日)ソース・ワークショップ発見編

新年の幕開けは「ワクワク」から。(詳細はこちらをクリック

●1月10日(木)リッスン・ボディ(1)体の声を聞く

●1月31日(木)リッスン・ボディ(2)メタファーを読み解く

時間:各10時〜17時 参加費:各10,000円

(1)では、キネシオロジーの基本を学び、その応用方法を学びます。頭で考えていることと体が知っていることの差はあるのでしょうか。体の声を聞く方法を学びます。体と心のつながりに興味がある方ならどなたでも参加できます。

(2)では、メタファーとは何かについて学びます。ユーミンが「目に映るすべてのものはメッセージ」と歌っていますが、自分が見ているもの、聞いているもの、感じていることにどんな意味があるのかを探っていきます。(2)は(1)を参加した方、もしくはタッチフォーヘルスなどのキネシオロジーを学んだ方のみ参加できます。初めての試みなのでお試し価格となっております。

参加したい方はinfo☆yoriyoku.com(☆を@に変えて)まで

●1月20日(日)パートナーシップゼミ

ブライト・コミュニケーション研究所の高橋ライチさんとのコラボセミナーです。午前の部は「困った時に逃げ込む『仮面』の攻略法」、午後の部は「パートナーと『もっと』仲良くなる50の方法」をやります。講義スタイルとはちょっと違うワークショップで、みなさんで考えながら答えを見つけていきます。(詳細はこちらをクリック

●1月26日(土)ソース交流会

フリースタイルでソースワークショップを受講してくれた方を対象に午前中に勉強会と午後に交流会を企画しています。(シークレットなんだけど書いちゃった。)

●1月27日(日)最高の未来の創り方<2013年バージョン>

2013年をどのように創るのか?未来を創るために必要な事はイメージ力と物語力です。頭で未来を考えたり、身体感覚を使って未来を創造していきます。明確に意図を放つ事で、気づいたら夢が叶っている。そんなワークショップです。
時間:10時〜18時 参加費:21,000円
参加したい方はinfo☆yoriyoku.com(☆を@に変えて)まで


権威との葛藤(その5)

権威との葛藤のまとめです。

権威との葛藤とは・・・

権威に対して敵意を持つ事である。

 

そのことにより

自分が権威を持つ事を恐れる事である。

 

すると

周りの人たちに自分を与えることをしなくなる。

つまり

社会性の欠如が起きる。

ということである。

 

権威との葛藤の態度としては2種類ある。

従順に従う良い子になるか、何にでも反抗する悪い子になるか。

 

権威との葛藤を解消する鍵は、

権威者の立場を理解する事。

権威者とコミュニケーションをとる事。

自分の影響力を自覚する事。

である。

とまとめてみました。

サポート

言葉でいうのは簡単です。

実際に権威との葛藤を抜けるためには、誰かの助けが必要かもしれません。

思考レベルだけでなく、感情レベルのことが関係しているからです。

僕にできることは、個人セッションなどでサポートすることですね。

権威との葛藤の連載はコチラ

  1. 権威との葛藤(その1)
  2. 権威との葛藤(その2)
  3. 権威との葛藤(その3)
  4. 権威との葛藤(その4)
  5. 権威との葛藤(その5)

権威との葛藤(その4)

権威を自分自身に取り戻す。

これは僕が心理セラピーを通じて一貫して伝えていることです。

権威を誰かに何かに明け渡していると自分自身はどこにもない状態になります。

子どもは誰だに育ててもらわないと一人では生きていけないので依存しています。

それが第一次反抗期、第二次反抗期を経て、自立をしていきます。

それが大人になっていくということです。

第一次反抗期にあたる幼年期、第二次反抗期にあたる青年期の体験が権威との付き合い方に大きく影響をしています。

権威に従順に従う人もいれば、権威に徹底的に反抗する人まで様々です。

もし、大人になって生きづらさを感じている人は、健全な自立ができていないのかもしれません。

社会

今日は社会との葛藤の話をします。

権威との葛藤をしている人で、社会的に幸せに成功している人には皆無です。

なぜなら、成功するというのは、お金を稼いだり、地位をえたりしていきます。

これは何を意味しているかといえば、他人に影響を与えていくということなのです。

社会的な活動というのは、誰かの何かの役に立つことです。

簡単に言えば、誰かを笑顔にすることです。

多くの人を喜ばせたり、一人の人をむちゃくちゃ喜ばせたりすることの結果として、お金が入って来たり、地位が上がったり、名誉が手に入るのです。

権威的な部分をゴールにしていくと何がなんだかわからない状態になることも多いです。

 

権威との葛藤がある人は、自分自身が権威を手に入れることを恐れています。

お金持ちになったり、社会的な地位をえたり、名誉をえることを極端に嫌います。

なぜなら、権威との葛藤がある人は、お金持ちが嫌いだし、権力を持っている人が嫌いだし、名誉がある人が嫌いです。

嫌いな理由は多々あるでしょう。

この嫌っているというのも、意識的にわかっている場合もあれば、無意識で気付いていないこともあります。

 

権威は影響力です。どれだけ多くの人に深く影響を与えるのか。

極端に走れば、権威との葛藤がある人は隠遁者になります。誰にも会わずに影響を与えようとしない。

人と接することを極端に減らしていることさえあります。

 

僕も権威は嫌いでした。

お金持ちは悪い人だと思っていたし、社長や上司は悪い人だと思っていたし、政治家や力を持っている人は悪い人だと思っていました。

水戸黄門などの時代劇で「越後屋、お主も悪よのう。」と殿様や家老という権力者と儲かっている商人が手を組んで庶民に悪いことをするという物語を当たり前のように見ていたからかもしれません。

徹底的に反抗をするという方法をとりました。

これって何も考えないでとても楽な方法です。

権威者が言うことに「No」といえばいいだけだから。

あれもNo! これもNo! みんなNo!

子どものイヤイヤ期かっ!(笑)というくらいに反対していればいいのです。

この反抗は、権威者がいなければ成り立ちません。

権威者がいることで、はじめてNoが言えるのです。

あたかも自立をしているようで、権威者に依存をしている状態なのです。

「だったら、自分でやってみろ!」っていいたくもなるんです。

 

でもね、自分ではできないんです。

なぜなら、自分から事を起こして何かをしたら権威者になる。

権威者になってしまったら、自分が権威者にやっていたように、誰かに攻撃されると思っているからです。

それは恐ろしいことです。

 

他人の権威者を否定すればするほ、自分に権威がなくなっていきます。

えっ?そうなの?と思う人もいるでしょう。

そういう人は、他人の権威を失墜させれば、相対的に自分の権威が上がると信じています。

ここ、ポイントです。違うのです。

他人の権威を奪えば、自分の権威も奪われるのです。

そのことによって、自尊心の欠如が起こります。

自己イメージも低くなれば、元気でさえもなくなります。

案外、社会問題を扱っている良い人に見える人たちに多いのです。

反対したり怒っている時だけ、元気なのです。だから反抗しているのでしょう。

 

で、僕もご多分に漏れず反抗をしていました。

権威にたいして反抗をしていたのです。

今よりももっと多くの人に、社会に役立つ人になろうと決めた2012年でした。

そう決めたけれど、なかなか、動けない自分ににモヤモヤしていたりもしていました。

リーダーシップを発揮して、よりよい社会にしていこうと思っているのにです。

そこでテーマとして「権威との葛藤だな」と直感的に思いました。

自分が権威を持つ事に恐れを感じているのです。

その前に、権威に対して敵意を持っていないか考えてみました。

あったんです。大物が。

いろいろな経緯はあるんだけれど、あきらかに濡れ衣をかぶせていたんです。

だから、僕自身も濡れ衣をかぶされる経験もしたのでしょう。

 

その権威との象徴的な人について徹底的に見直しました。

まず、やったことは、相手の気持ちになること。

こちらが敵意や恐怖を感じているということは、相手も同じように感じているのです。

何を感じているのか?それを書きだしました。

不思議と、権威者の気持ちがよくわかってきます。

権威者も愛を持って行動していることがわかってきます。

でも、許せない(笑)

なので、うちの奥さんにセッションをしてもらったりしました。

で、葛藤そのものは薄くはなってきていました。

でも、なくならない。

なぜなら、セッションはバーチャルだから。

現実に対してアプローチをできない無力な自分を演じていたのです。

 

ところが、チャンスというものは準備をしていればやってくるものです。

当事者と話をする機会がやってきたのです。ほぼ偶然に。

そこで、腹を割って話をしました。

書き出した経験から思考レベルについてはバッチリわかっているし、セッションをしたことで感情についても癒されていたからです。

話してみたわかったことは、「大きな誤解」をしていたとということです。

権威者というイメージを自分の心の中で創り出し、権威者本人をみることなく、相手にかぶせた仮面に対して、敵意を持って攻撃していたということです。

権威者という着ぐるみに対して攻撃していたというかなんというか。。。

これに気づいた時に、「穴が会ったら入りたい」というのはこういうことかという自覚を持ちました。

恥ずかしい。なんて恥ずかしいことをしていたのだと。

 

こちらがオープンになれば、相手もオープンになります。

僕の中で大きく何かが動きました。

 

僕にとって2012年は「葛藤」がテーマの年でした。

12月にめでたく「権威との葛藤」というネガティブな物語を卒業できた年になりました。

葛藤に向き合ったからこそ、手に入れたことも多かったです。

2013年は「創造」がテーマの年になると予想しています。

楽しみです。

このシリーズも4回書いたので、総括を書きますね。

 

権威との葛藤の連載はコチラ

  1. 権威との葛藤(その1)
  2. 権威との葛藤(その2)
  3. 権威との葛藤(その3)
  4. 権威との葛藤(その4)
  5. 権威との葛藤(その5)

権威との葛藤(その3)

父と息子という視点から権威との葛藤について、前回書きました。

娘の場合はどうなのか?

そんな質問をいただきました。

 

もちろん、女性の権威との葛藤もあります。

ただ、これは男性の権威との葛藤よりももっと複雑になっていきます。

母と娘

女性と母親の葛藤もあるんです。

これは権威との葛藤というよりも幸せの葛藤であることが多いです。

男性は社会の象徴とみるのに対して、女性は家庭の象徴とみます。

家庭とは個人的な幸せと豊かさにつながっています。

母娘の関係性を癒すことは、幸せになることにつながっています。

 

女性の権威との葛藤に戻しましょう。

現代は女性も社会進出しています。それが普通のことになってきました。

ここ数十年のことです。

ところが、日本でもちょっと昔を考えると男性は外、女性は内ということが常識でした。

まだ、日本の社会における女性の社会進出は、きびしいと言われています。

社会で活躍するために女性を捨てて男性の役割を演じていることも多いのです。

女性の権威の葛藤は、男女という水平的な葛藤と親子の垂直的な葛藤の2つを抱えることになります。

 

日本語の特質も女性の社会進出を妨げていると言われています。

日本語は上下関係の言葉であり、方向性があります。

しかも何かを指示する言葉で女性から男性に話す言葉がないと言っている方もいます。

なので、対話をするには、難しい言語なのだそうです。

この話は、平田オリザ著「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」の一読をお勧めします。

日本語もさらに進化する必要があるのですね。(言語は正しい言葉があるのではなく、常に変化し続けるものです。)

 

個人のテーマでもあり、社会のテーマでもあるのが女性の権威との葛藤なのです。

ここでも大切になるのは、戦うのではなく、コミュニケーションが鍵となります。

それと自己イメージも大切な要素になってきます。

 

権威との葛藤の連載はコチラ

  1. 権威との葛藤(その1)
  2. 権威との葛藤(その2)
  3. 権威との葛藤(その3)
  4. 権威との葛藤(その4)
  5. 権威との葛藤(その5)