ボヘミアンラプソディ

映画ボヘミアンラプソディ。ようやく見てきました。

感想は、ただただ感動です。

ラストのライブエイドに向けて、すべての物語が伏線として作り込まれています。

また、それがクイーンの楽曲に会うんだな。

映像、音楽、シナリオ、演出が素晴らしく、涙腺が崩壊するようにできています。

僕は、微妙にクイーン世代とはずれているんだけど、ベスト盤のCD持っていたりするくらいのファンです。

映画の冒頭のSomebody to Loveから涙があふれそうでした。

誰かから愛されているか。誰を愛するのか。そんな問いからスタートしました。

タイトルでもあり楽曲のであるボヘミアンラプソティ。

このオープニングがとても哲学的なのです。

Is this the real life?
Is this just fantasy?

これは現実なのか?それとも空想なのか?

と、人間の認知とは何かを問いかけてきます。

Open your eyes
Look up to the skies and see

目を開いて、空を見上げてごらん。

と、よく今ここで起きている現実を見ろと言ってきます。

Anyway the wind blows, doesn’t really matter to me, to me

風が吹いている。

と、行く川の流れは絶えずして・・・と世の中は常に変化していく無常を問いかけていきます。

僕のメンターであるゴードンから「本当の現実とは何か?」と問いかけてくるワークを4日間受けたことがあります。

そこでの理解は「現実は人の数だけあり、すべてが幻想である」ということ。

真実は自分の中にしかない。それは相手の真実ではないかもしれない。

衝撃を受けたことを思い出しました。

フレディって彼の人生を通じて多くのことを突き詰めていった人ではないかなと。

僕は誰もがマイノリティだと思っています。

わかりやすいマイノリティの人もいれば、わかりずらいマイノリティの人もいる。

僕は、本当の問題は、このわかりずらいマイノリティにあると思うのです。

実際に生きづらさを感じている人は、いわゆる普通の人たちです。

特別な人だったり、特種な人の問題だけではないということです。

映画ではセクシャリティとして表現されています。

セクシャリティのテーマは、僕のメンターであるダニエルから教わったことは、ボディタイプ、ジェンダー、性的好みがテーマになります。

ボディタイプは、体の構造です。それによる性別。

ジェンダーは、考え方の問題。常識とかステレオタイプ、思い込みや信じ込み。

性的好みは、何が好きかという個人の好みの問題。好きな食べ物は何?と同じことです。

セクシャリティの問題って、とてもデリケートであり複雑です。

関係性の中でも男女関係がややこしいのはセクシャリティが関係しているから。

また、もうひとつややこしい関係性もあります。

それは親子関係です。

これも複雑な問題です。

セクシャリティや親子関係を超えるのは、フレディも言っていた「フレンド」です。

自分で選んだ人が友人です。

正確にいうと映画ではセクシャリティが入っていたんだけどね。友人にセクシャリティが入ったものが恋人です。今はこれには目をつぶります。

フレンド・・・友人ってとても大切なんです。

なぜなら意識的に選べるから。

学生時代は選べない人も多かったかもしれません。

大人になってもしがらみに囚われている人は、本当の友人って何だと思っている人もいるかもしれません。

友人は選べるのです。

付き合うのも別れるのも自由です。

ライブで自分の居場所を見つけたフレディ。

彼にとって観客もフレンドだったのでしょう。

ライブの最後には、Don’t stop me nowです。

さらにその後に、show must go on。

ショーはスタートしたら終わるまで続けるべきなのです。

この世に生まれたら死ぬまで、死ぬまで続けるしかないのです。

コンプレックスはあるかもしれません。それでも・・・

人を愛することはもちろん、物も愛し、行動も愛することが大切です。

つまり、自分が好きな人やことやものに囲まれているということ。

それを追求するのが人生というものなのだと映画から学びました。

ボヘミアンラプソディ。これは映画館で見たもらいたい映画です。

音響がいいところで、良い席で見るのがオススメ。ど真ん中の席がいいです。

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