僕が提供しているセラピーは因果を取り除くという側面がある。
因果とは「原因があって結果がある」ということだ。
人は何かと何かの間には、つながりがあると脳は判断しやすくできています。
例えば、ヒモが紙に隠れています。
人はこのヒモの見えない部分を想像して、つながっていると判断します。
本当は切れているかもしれません。
人は、そういうものの見方をします。
過去の経験が現在を創り出している。
これは真理なのですが、勘違いもあるということです。
1)今の幸せを作っている幸せな過去はそのままでいい。
2)今の幸せを作っている不幸な過去はそのままでいい。
3)今の不幸を作っている幸せな過去は変える必要がある。
4)今の不幸を作っている不幸な過去は変える必要がある。
5)今現在と過去はつながっていない。
1)は、あの時の幸せが今でもずっと続いているならいい思い出としてとっておきましょう。
2)は、あの時の苦労があったからこそ、今の自分がいるんだと感じているのもその物語を大切にしていきましょう。
3)は、過去の成功体験を捨てよということです。過去の幸せに囚われていて、今現在の状況を受け入れられずに逃避をしています。これは積極的にセラピーであつかったほうがいいテーマです。
4)は、不幸だったことが原因で、今も不幸だという沼にはまった状態です。幸・不幸はエネルギーと同じようなもので、幸せと不幸は交互にやってくるようなものです。
例えば、お腹が空いて不幸せ、ご飯を食べてお腹いっぱいで幸せ、を人は繰り返しています。
感情はポジティブにもなれば、ネガティブにもなるものです。これが交互に来ない人は、心が壊れているかもしれません。
これもセラピーが必要な状況です。
4)の人は現在と過去がつながっていると考えています。
運命論もそうなのですが、過去が不幸だから今が不幸なんだ。
親が罰当たりなことをしたから、子である自分は不幸なんだ。
前世で悪いことをしたから、自分は不幸なんだ。
運命論って究極を言えっちゃえば、ビックバンで宇宙が誕生したことが原因で今があるということなのです。
もしかしたらそうなのかもしれないんだけど、カオスがあり、揺らぎがあるから違うともいえるのです。
本当のところはどうなんだろうね?
自分が楽しい方、幸せを感じる方を選べばいいのです。
事実としては5)なんです。
過去と現在は関係ないんです。
関係しているように感じているだけです。
それが幸せをもたらすなら、それでいいのです。
不幸になるなら関係性を断つことが大切です。
そして幸せな違うものとつなげる必要があるのです。
つながっていない状態って不安定なので、アンカーとなる幸せとつなげる必要があります。
過去と現在はつながっていない。
もしつなげるなら、幸せな意味を与えたらいいのです。
人生って、AをしたらBになるっていうほど単純ではないのです。
Cの影響かもしれないし、Dも関係しているかもしれない。
AもCもDもやらなければBにならないのかもしれないのです。
答えがないということです。
それを考えること自体が無意味な場合があるのです。
複雑なんだよ人生は。
因果応報があるのかないのか、意味がないことです。
だって関係があるのかわからないから。
自分が楽し方、幸せを感じる方を選べばいいのです。
自分がゴキゲンなほうを選んでいくことが大切です。
■幸せの源泉を見つけるソース・ワークショップ
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