あの人はいい人だからという言い訳

会社員時代からよく聞く言葉。

散々愚痴や不平不満を言いながら最後に

「あの人はいい人だから・・・」

と言って話を終わらせる。

そして、いつも同じパターンを繰り返す。

これは何だろう?とずっと思っていました。

 

メンタルトレーナー上田正敏です。

最初はこの方法は最後は許しがあるからいいのかなと思っていました。

だんだんとこれを見つめていったら、ものすごく許し難いものに出会います。

同じパターンを繰り返すということは、本音は愚痴や不平不満なんです。

最後に、いい人だから許してやろう、と自分を誤魔化して終わらせる。

終わったつもりになっているけれど、全く許せていないので、また愚痴や不平不満がでてくる。

無限地獄のようですな。

 

これは何が起きているかというと依存です。

愚痴や不平不満を持っている人たちへ依存している場合に起きることです。

しがらみというのも依存です。

 

この依存が断ち切れない場合に起きる対処療法が、「あの人はいい人だから・・・」という慰めになります。

書いていて切なくなりますね。

誰かに頼らなければ生きていけないと思っていたあの頃。

 

この状態から抜ける方法は2つあります。

ひとつは、現状を受け入れること。

変わらないことを変えようとしても変わらないのです。

それは受け入れることです。

受け入れるって受身ではないのですよ。

積極的に受け入れると、現状が変えられなかったとしても、淡々と自分がやることをやるだけになります。

愚痴や不平不満は消えていきます。

 

もうひとつは、依存の状態から自立の状態に変えるということです。

現実の状況を変えるということです。

いい人だと思っている人がいてもいなくても自分が選んだことをするだけです。

変えられないと思っていることも変えられることはあります。

自分が自分で限界を引いているだけで、実際にはできることはたくさんあります。

 

僕自身も、強制的に依存から自立の状態にされたことがあるのですが、その時には傷ついたのだけれど、起きたことを受け入れて、変えていったら、悩んだり愚痴を言ったり不平不満だらけだったあの日はなんだったのだろうと思うことがあります。

これ傷が浅い方法があって、自分が自発的に依存から自立の状態に変わることです。

強制的な場合には深く傷つくこともありますが、自らが選んで行動した時には希望が多くあるからか傷つくことはありません。

どちらも経験をしているからわかることです。

 

これに関しては思うことがあって、運命みたいな流れがあると思うのです。

運命の流れから外れた時に、強制リセットのようなものが起きるのではないかと。

あなたの道は違いますよと教えてくれる最初のメッセージは、愚痴や不平不満を言いたくなるということだと思っています。

 

自分が信じた道を進んでいる時。

落ち込んだり凹んだりもすることはあります。

それが人間の感情だから。

でもね、充実感があるのです。

自分の人生を自分で創りだす喜びがあるのです。

 

言い訳をやめると言葉がいらなくなります。

ただ淡々と毎日が静かに充実していきます。

自分の心の声がうるさかったのかなぁ。

 

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