まず食うこと、それから道徳

これはブレヒトという劇作家が「三文オペラ」という作品の中で書いた言葉です。

この言葉は演劇1という映画の中で出会いました。平田オリザさん率いる青年団のアゴラ劇場に額縁に入れられ飾ってあった言葉でした。

「好きなことを仕事にする」というのは僕のライフワークでもあります。

「好きなことをする」というのは、とても大事なこと。自分が何にワクワクしているのかを知っているし、それを実践していることは幸せにつながっていく。

だから好きなことはドンドンすればいいのです。

「好きこそ物の上手なれ」とはよくぞ言った物で、やればやるほど上手くなったり、コツをつかんでいきます。

才能が磨かれるといってもいいです。ある説によると1万時間やると天才性まで高まるという。

少なくとも食えるくらいにはなるでしょう。ちなみにこれを計算すると毎日3時間やって10年というペースです。

で、食うこと。食べるために何をするか?

今の社会では「仕事」することが食べるために一番つながっています。

仕事をしてお金をいただいてご飯を買って食べる。

ちょっと狩りに行ってこようという人はまずいないでしょう(笑)

「食うこと」は人間の根源的な欲求です。

「食えない」という 恐怖は本能的で恐ろしい物です。

人間が人間でなくなる可能性があるのです。
なぜなら それで、争いや戦争になることすらあるのです。

人間が人間であるためには道徳が必要なんです。
これは「生きる」ことへの安心があって初めて生まれるのです。

で、好きなことを仕事にする話に戻ります。

好きなことはするというのは簡単。

好きなことを仕事にするというのはちょっと工夫がいるんです。

仕事っていったい何でしょう?

お金をもらう方法がひとつ。僕はずっとこれしかないと思っていました。学生時代のバイトや会社員として働いている時には、この考えしかありませんでした。

良かったら考えてみて下さいね。

書き込みしてくれると嬉しいです。


“まず食うこと、それから道徳” への2件の返信

  1. 仕事とは・・・

    必要とされる事かな

    私もずっとお金=仕事だと思ってきたけど、子育てや主婦の人達と一緒にいたら直接おお給料貰えない人達が沢山いる

    そこで私はしょっちゅうランチしてる人達に爆弾発言「だって旦那さんの一生懸命働いてるお金でしょっちゅうランチしてるんでしょ」

    と言ったら皆あれよあれよと違う!とか、そんな言い方しないで、とか、主婦が一番働いてるのにお給料がないのがおかしい、とか、怒り、恨みで沸騰しました。

    という事で仕事=(お金を飛ばして)直接食べもの、住処
    これはお弟子さんとか、愛人とか、またはよその国では未だ普通にある

    または

    仕事=必要とされる事
    または

    仕事=この人じゃなきゃね、と、思われること

    または

    仕事=使命かな

    1. ランチ仲間はお金のストレスにやられてしまっているのかな。
      世の中のことをお金という尺度で判断しすぎなのかもしれません。
      罪悪感なくランチを存分に楽しめたらいいね。

      「仕事」って「事に仕える」ということだから・・・使命なんだろう。使命も「命に使える」だね。

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