歯科模型からイメージを膨らまし患者さんの未来を創りだす

歯科技工士とプロセラピストのコラボセミナーを開催しました。

参加者からも「なぜこの2人が?」「何をするのだろう?」という疑問を持たれながらの満員御礼のセミナーでした。

参加者の疑問もそのはず。

僕らもどうなるかわからないということを楽しむセミナーでした。

直感を信じて開催したのです。

ただ、お互いが患者さんのよりよい未来を創りだそうという共通の目的を持っていました。

 

メンタルトレーナーの上田正敏です。

このセミナーの発案は1年前に遡ります。

ナチュラルメディカルのクラニアルのセミナー実習で、2人で組んで目標設定をしていた時でしょうか。

カッコいいという魅力が引き出されました。

外の世界に向けて自分を表現するというような話がでたような。

そして、ナチュラルメディカル姿勢測定セミナーで、セミナーを開催すると決めたのでした。

僕と実習を組んだのが運の尽きというか、本当にしたかったことに気づき、さらには実践することになったのでした。

1年以上かかる夢の実現でした。

 

結論からいうと今回のセミナーのフィナーレは大感動の嵐でした。

自分の思いに気づき、勇気を持って一歩を踏み出し、実際に夢を叶えて、仲間に囲まれて祝福されるまでの長いストーリーをセラピストとして共に歩んだ記録もありました。

これからの未来は多くの仲間や後進と共に新しい歯科医療を実践していく目標が生まれました。

セミナーは多くの方とコラボしながらシリーズ化しそうで楽しみです。

それに関われたのも嬉しいことです。

 

参加者さんに「コーチングの4分類を全部されていましたね。」と言われたことが嬉しかったです。

*コーチングの4分類とはその人の持つ資質を、プロモーター、コントローラー、サポーター、アナライザーと分ける性格テストのようなものです。

時にプロモーターとしてセミナーを方向付けたり、場をコントロールしたり、講師をサポートしたり、講師やセミナーの状況を的確にアナライズしたりしていたようです。

 

僕の担当は「イメージとは?」「イメージを具体化するとは?」「心の現実におよぼす影響力」「量子を使うということ」について、アクティブラーニングを使いながらお伝えしました。

実際にグループダイナミクスの力を使って、感情ストレスを解放し、現場で実践できるようなメンタリティを作ったりをしました。

心の世界って興味ふかいなと思ってくれたら嬉しいです。

 

今回、僕が強烈に感じたのは「昼間のパパはカッコいい」です。

そんな歌ありましたね。

自分の持ち場で真剣に仕事に向かっている姿は美しいということです。

普段やっていることを、普段使っている言葉で見せて伝えること。

コラボを組んだ歯科技工士さんは、その世界では有名で、歯科医から難しい患者さんの症例ばかり頼まれる人なのです。

なぜ、そんなに人気があるのか?

普通の歯科技工士さんは、壊れた歯だけを見て詰め物を作ったりするだけなのです。

それが仕事ですから。

 

コラボを組んだ技工士さんは、模型を見ることで、普段の噛み合わせ、歯の使い方、生活習慣、体にどのような不具合があるのか、未来どのような口腔内になっていくのか、想像力を働かせて仕事をしているのです。

噛み合わせがどうなっているのか、歯科技工の立場から、治療計画を立てることができるのです。

例えるなら、歯科技工士が台本を書いて、歯科医が舞台上で演じることができるのです。

普通は、舞台を作るのに歯科医が台本を書いて自分が演じます。

院内のスタッフは助演にすぎず、歯科技工士は小道具さんにすぎません。

独りよがりの治療になる場合も多々あるそうなのです。

 

技工士さんのところに歯科医さんが相談に来られてアドバイスを受けて、共に患者さんの理想の未来を作っていく仕事をしているのです。

歯科技工士は働きがいがあるし、できることはたくさんある、もっと患者さんと共に歩むべきだということをおっしゃっています。

どの道でも一流の人は現場で輝いていますね。

 

これから後進を育て、歯科技工士の可能性を追求していく姿が目に浮かんでいます。

そんな方とコラボさせていただき感謝しかありません。

参加者の歯科医の方々、歯科技工士の方々、ありがとうございました。

大きなムーブメントが起きそうで楽しみにしています。

 

セミナー講師、セミナー作りのサポートの仕事もしています。

ご希望の方はご相談ください


“歯科模型からイメージを膨らまし患者さんの未来を創りだす” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください