講座が充実するためには講師よりも◯◯が鍵握る

ナチュラルメディカルカレッジ東京に参加。

今回の講座は多重的な構造になっています。

新規受講、再受講、再々受講の人がいます。

新規受講者のレベルが1とすると、再受講は2、再々受講は7くらいのレベルになっています。

これで食べていこうと決めたことの基本を3年積み重ねるとだいたいいけると師匠は言っていました。

つまり再々受講で3年の基礎を学ぶことになります。

もちろん講座を受講するだけでなく実際に使っているかも重要になってきます。

 

ところが受講して1年で、自分ができると勘違いして、再受講もせず、先輩よりもできると豪語し、自己流になってくると業界から消えていくことがよくあります。

なぜなら実力が上がらないから。

マーケティングが上手で最初は上手くいった人が、どんどん勢いがなくなる人はもしかしたら実力を上げることを怠ったのかもしれません。

 

プロセラピストの上田正敏です。

セラピーのひとつであるボディ・マインド・スピリットを統合するキネシオロジーを学び教えていたのですが、実際に学び始めてからプロになるまでに3年。

月に2日間から4日間くらい講座を受け、勉強会を開催し、暇さえあればテキストを読んでいました。

運の良いことに、セラピーのメンターが男性と女性が一人ずついて、毎日ように対話をしていたのでした。

英才教育のような環境にいました。

その環境は自分で作りました。

本気で決めれば欲しい環境は手に入れることは簡単です。

 

その時の経験で、新規受講と再受講の人たちがミックスしている良さと悪さを感じていました。

再受講の人たちの経験を聞くことはとても役立ちます。

ただし、教えてもらえるのはいいのだろうけれど、わからないし、できないこともたくさんありました。

うるさいんだよと思ったこともあります。

講師の話を聞きたいし、講師から教えてもらいたいしね。

 

そして講師をやっていた時にも、今それを教える時じゃないんだけどなということもあって、ありがた迷惑を感じたこともあります。

教えるというのも段階というものがあります。

全部を教えるのがいいのではありません。

その人が受け取れることをどのように伝えるかが大切です。

 

ちょっとできるようになると、これもできるし、あれもできる。

俺凄いでしょという状態になったりします。

そうすると、自分の知っていることを自慢したくて教えまくりたくなるのです。

えぇ、僕もそういう時代ありました。

 

再受講の人やアシスタントの人は、講師が教える以上のことは教えてはならないのです。

 

生徒さんが聞いていないことを言う必要はありません。

生徒さんが質問をしたことは講師に言ってもらい、他の参加者と共有することが大切になります。

講師の人が教えた部分に関しての疑問に答えることはありです。

自発的に参加者の人が学ぶ機会を奪います。

疑問を持って質問するという行為が大切なのです。

好奇心のスイッチを押すことが大事なのです。

 

講師が教えたいことをサポートし、生徒ができるようにサポートする。

それをコントロールできるのがアシスタントという位置だと思っています。

講師は誰でもできるけれど、アシスタントは誰にでもできない仕事だと思っています。

多くの人たちは、アシスタントは誰もができることだと思われているでしょうが、僕はこのポジションが一番難しいと思っています。

 

アシスタントができるには、講師が何を意図して話をしているのかを感じ取らなければなりません。

講座で教えている技術ができること。

しかも技術的に基本に忠実にできる必要があります。

 

技術というものは、できるようになってくると自己流になりがちです。

ちなみに僕は筋反射を使うことに関しては、自分で磨いた自己流でもできるし、基本に忠実にもできます。

人の技術のマネをすることもできます。なぜなら、いろんな方法を試してみたから。

トレーニングコースで教えてたことは、個人セッションで使っていた技術は若干違いました。

技術は、体の形だったり、心の形が違うから自分に合うように使うことも大切です。

そこで基本もできるという回路も自分の中に持ってる必要があります。

 

話を元に戻すと

講師が何を意図して話をしているのかも読み解く能力も必要です。

いわゆる空気を読む力。

講師が話したいこと、生徒が聞きたいことをキャッチする能力が必要になります。

この能力が鍛えたからかセラピストとして続けることができている要因かもしれません。

 

アシスタント本人が自分の影響力に気づいていることも重要です。

その場にいるということは、場に影響力を持つことになります。

再受講生の講座への意欲がそのまんま場に現れます。

講座そのものへ好き影響も悪き影響もどちらも与えることができます。

講師よりも潜在的なので、やっかいな場合もあります。

エゴを満たすのではなく貢献できるかが大事ですね。

 

お金を払ってそんなことをやるのかという人もいるかもしれません。

実力をつけたいならやったらいいよ。

僕に言えるのはそれくらい。

 

僕が観察していると、これが、できている人はプロになっているから。

セラピストの道を選ばなくてもステキな人生を歩んでいる人ばかりだから。

 

マニアなネタに付き合ってくれたあなた。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

ナチュラルメディカルカレッジ東京の新規受講生さんらは来月が卒業試験。

僕ができることは全部やりました。

試験まで本気になる1ヶ月を楽しんで!

 

来年の計画が発表されました。

平成30年(2018年)ナチュラルメディカルカレッジ。

東京・大阪・新潟開催で4月から。

手技で結果がだせるセラピストになりたい人にオススメです。

医療関係者、国家資格者、代替医療者、普通の人が対等に学んでいます。

http://www.naturalmedical.org/NaturalMedicalIntegrativeMedicine.html

心理を学びたい方はこちら

http://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html

■フリースタイル上田夫妻公式ページ
個人セッションはこちらのページを
http://www.yoriyoku.com/

■未来を変えるライフチェンジプログラム
約半年間、人生を変えるために伴奏するコースです。
http://www.yoriyoku.com/LifeChangeProgram.html

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http://www.yoriyoku.com/source/


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