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つぶやき

才能はうまれつきではない

「才能はうまれつきではない」

これは鈴木メソードの鈴木鎮一さんの言葉。

彼は音楽教育として知られる鈴木メソードの創始者である。

クライアントさんから鈴木先生の考え方がステキなんですという話を聞いて、著書の愛に生きるを手に取ったのです。

岡本太郎の自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるかを読んだ時のような衝撃を受けました。

戦前生まれたの人たちの洞察の深さに現代の人が引き継いでいない英知があるのではないかと思ってしまいます。

プロセラピストの上田正敏です。

セラピーを学んでいる時にワークショップの概念と出会い、学んでいたセラピーは、これはセラピーではなく教育プログラムなんだと言っていたことから、教育にとても興味を持っています。

芸術教育にも興味を持って、いろいろと取り組んできました。

そのせいか、鈴木先生の言葉が自然と入ってきます。

 

痛快だったのは、

「先生、うちの子はものになるでしょうか?」

という問いに対して

「いや、おかあさん、ものにはなりませんよ。」

と答えるエピソード。

現代の打算的な教育態度に疑問を投げかけています。

その後に

「しかし、お子さんはりっぱな人間になられます。それだけでいいではありませんか。ものにならないなら、むだだからやめさせようという意味が含まれるのはいけません。ものになるかという考えには、うちの子は使いものになるか、悪くいえば、くいものになるかといういやらしさがひそんでいるとかんがえられます。

すこしでもりっぱに、より美しい心のひとに、そして幸福な道へー子供を育ている親としての心配はそれだけでじゅうぶんでしょう。人間としてりっぱに育てば、りっぱな道がひらかれ、人間としてだめにしてしまえば、子どもはだめな道を歩いていく以外になくなるのです。

お子さんのヴァイオリンはりっぱに育っています。おかあさん、わたしたちは、心をますますりっぱにする努力をしましょう。」

と答えます。

 

生徒さんから講座を受ける前に

「セラピストとして食べていけますか?」

と聞かれることがあります。

答えは「わかりません。」なんですが、「どうでしょうか。」と答えます。

ただ、この問いを発した人にプロになった人は、ほとんどいません。

食べていけるから仕事にするという考え方だと、いい給料をもらえる会社くらいしか勤まらないのではないでしょうか。

ただ今の社会は、嫌なことをやっていて心や体を壊す人もいますから、食べていけるかどうかはわかりません。

食べていける人というのは、好きだからやっていて、それが結果として食べられるようになっていった人が多いですね。

もちろん食べていくための方法論を必要ならば学ぶ必要はあります。

人の役にたつからという理由で仕事にしようとする人もうまくいかない場合も少なからずあります。

どんな仕事でも人の役に立たなければ仕事になりませんから。

 

教育というものは、技術だけを教えるのではダメなんでしょう。

心も磨かれるような要素が教育になければならないと思っています。

僕は鈴木先生の言葉を聞いて、確信しました。

僕が学んだセラピーは、技術半分、心を磨くことが半分だったから今の自分がいるのです。

きっと技術だけなら心も体もダメになっていたでしょうね。

ナチュラルメディカルの教育もこの心を磨く部分を担当させてもらっています。

なぜ、心を磨くのかといえば、物事や人間への理解が深くなるし、人としての在り方に一本芯が通るから。

武道に似ているのかもしれません。

 

この本は、鈴木先生の思想が書かれています。

才能は生まれつきではない、自分がいる環境が大切、訓練の量が能力を育てる、不器用は訓練の間違い、音痴は治らないので新しく正しい音を学習する、心をこめて訓練する、勘を養うには訓練しかない、こちら側ではどうすることもできない・あちら側の都合だから・・・

いろんな名言があります。

子供の能力をいかに伸ばしたい人、人を教えている人などに読んでもらいたいな。

これが真の教育法だよなと思ったのです。

 

前書きの

 いまの社会には、自分は生まれつき能がないからどうしようもないと観念し、あるいは、運命だからとあきらめてしまっているひとがたいへん多いように思います。
(略)
人間の能力は生まれつきでない。生まれた子は、大自然によって与えられた、生きようとする生命の働きのままに、おかれた環境のなかで、その環境に適応して、それぞれの能力を身につけていくのだ
(略)
現実の多くのひとびとは、よい能力が育つ環境が与えられないで、育てそこなわれ、しかも、生まれつきだと決められ、それを自分もそうだと決めています。

から、あとがきの

 この本をとおして、わたしたちはみんな、生まれつきだとあきらめることなく、それぞれに努力すれば、望ましいひとになりうるし、能力を獲得できる、ということがわかっていただけたはずです。
わかっていただけたーそれならば、あすといわず、今日ただいまから、そのことをあなたの行動に移してください。それはあなたの生活の喜びとなります。みんながそうなるーこれも、やがては必ず実現しなければならない、わたしの楽しい夢です。

まで、引き込まれます。

オススメです。

 

■フリースタイル上田夫妻公式ページ
http://www.yoriyoku.com/

■予防医療学校ナチュラルメディカル
・1/21,22 脳科学を使ったカウンセリング講座
・1/28,29 ストレスマネージメント講座(1)
・2/25,26 ストレスマネージメント講座(2)
・2/11,12 自分がわかる他人がわかる顔学講座
・2/18,19 量子キネシオロジー講座(1)
・3/18,19 量子キネシオロジー講座(1)
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「才能はうまれつきではない」への1件の返信

[…] 体だけでなく知能や性格も遺伝の影響が大きい。 そんな研究結果があることを最近知る。 親からのDNAの影響と親からの習慣の影響が大きいことは知っていたのだけれど、行動遺伝学という双子を研究している人たちいた。   プロセラピストの上田正敏です。 ベストセラーになった document.write("言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)") で 努力は遺伝に勝てないのか、あまりに残酷な「美貌格差」、子育てや教育は子どもの成長に関係ないという3つのテーマで書かれていて賛否両論が起きています。 二匹目のどじょうで、行動遺伝学者の人がだした document.write("日本人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書)") を読んでいます。 著者の安藤さんは行動遺伝学を大学で研究していて、元々は遺伝論者ではなく環境論者であり、先日ブログで書いたスズキメソードの信望者だったそうです。   極論を言うと人間は頭の良し悪しと、性格の良し悪しという二次元の値によって分類できるという結論も導き出せるということです。 頭の良し悪しはIQで、性格の良し悪しはGFPでテストできるのだそうです。   教育についても、先生の良し悪しはほとんど関係ないとか、共通の教育をすることで遺伝の影響がもろにでるとか、興味深いです。   この遺伝の影響を超える方法があるというのは救いです。 それは自発的な行動です。 自発性も遺伝なのか、それとも違うのかという議論はおいておいて。   義務教育は与えられるものであり、内発的な興味は学年を追う毎にどんどんと奪われていく。 これは自発的な行為を奪っている行為とも言えるのです。 だからサドベリーのような教育スタイルも大事なのかもしれません。   大人になってからの教育スタイルも、宿題をださなければ、課題をださなければテストがなければ学ばない人がいるのは、教育のせいじゃないかと思っています。 自発的に学ばなければ真の学びにはなりません。 意図は遺伝ではないのかもしれません。   当時、僕が学んだセラピーには、テストも課題も何もありませんでした。(今は創始者があの世に行き、違うシステムになったと思います) 本当にやりたい人は「自分で自然に学ぶのだ」ということをメンターのゴードン・ストークスは言ってましたからね。 教える側が親切すぎるのも考えものです。   そして、本物から学ぶことが大切だということが書いてありました。 本物とは自分の中にある「好き」や「得意」を活かして、社会でかtっ役している大人はもんものです。そいういう形で先生になっていれば、それは本物であるといえるでしょう。しかし、本物の大人がいるのは、主に実社会です。 教師は教えるプロかもしれませんが、その道のプロではありません。 大学はその道のプロが教えてくれますね。 自分が尊敬できる師を見つけ出し、直接教えてもらう、関節的に教えてもらうことが大事ですね。 真の教育は側にいて盗むことじゃないかな。 教えていることはもちろん、教えていない言語化されていないことにを見て聴いて感じることかな。   ナチュラルメディカルでこの考えを活かせないか考え中です。 4月からセラピストを育ているコース(募集中)が始まりますから。 本物が本物の視点から教えること。自発的な学び。 そういえば、顔学も性格的な遺伝を読み解く方法だわ。 学びはつながっていきますね。   document.write("日本人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書)")   ■予防医療学校ナチュラルメディカル ・1/28,29 ストレスマネージメント講座(1) ・2/25,26 ストレスマネージメント講座(2) ・2/11,12 自分がわかる他人がわかる顔学講座 ・2/18,19 量子キネシオロジー講座(1) ・3/18,19 量子キネシオロジー講座(2) http://www.naturalmedical.tokyo/ […]

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