焼きおにぎり

今日、昨日残ったご飯で焼きおにぎりを作った。

焼き網に冷えたおにぎりを置く。

醤油はハケなど使わずにそのままかけてしまう。

白いご飯と醤油ご飯がまだらになっているのが美味いのだ。

懐かしい味だなぁと食べる。

あぁ、これは母親が作ってくれた焼きおにぎりの味だ、と思い出す。

子どもの頃に食べたものが美味いと感じる。

味付けは母親の味付けにそっくりだ。

特に習ったわけでもないのに、おふくろの味は伝承されている。

母親が亡くなって18年。今日が命日。

偶然なのか必然なのか。

親の影響がありがたいと思える歳になったんだなぁ。


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