ご縁が道を開く

うちの奥様が提供しはじめたライフチェンジ・プログラムを受けています。

そのセッションの中で、会社を辞めて起業するキッカケとなった人から今までのご縁があった人を思い出すワークをしました。

このご縁というもの。不思議なものです。

もし、一人でも出会わない人がいたとしたら・・・今の自分はいないであろうということ。

もし、違う人と出会っていたら・・・また違う道を進んでいたであろうということ。

僕は導いてくれたメンターをはじめ、お客様にもご縁を感じます。

上からひっぱりあげてくれるご縁、下から後押ししてくれるご縁。はたまた、横から共に歩んでくれるというご縁、斜めから関わってくれるご縁。

様々な縁があって自分を作っているのだということをイメージしたら、もう感謝しかなんですね。

自分でやると決めて行動したら、自然と周りから助けられていたんです。

自分だけでやっているわけではないのです。

きっと、周りを助けていることもあるでしょう。

人と人のつながりというご縁。

これを意識をして1日を過してみようと思います。

 

■個人セッション
ネガティブな感情の裏にあるポジティブな感情。
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■スリーインワン・トレーニングコース
心理の世界を頭、心、体を使って学んでいきます。
キネシオロジー、パーソノロジー、構造神経学、脳科学・・・
様々なことを学んでいきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/trainingcourse.htm

■ソース・ワークショップ
ワクワクすることがその人の才能なんです。自分の源泉(ソース)を発見して活用する方法を学びます。自分だけの方法を見つけていきます。
http://www.yoriyoku.com/source/


地域の物語〜みんなの結婚「作品」としての振り返り

前回のブログ「ワークショップ」としての振り返りに続き、世田谷パブリックシアターで行なわれた地域の物語ワークショップを「作品」としての振り返りをします。

このワークショップは「市民劇」を作るものと位置づけられると思います。

今現在の市民劇のスタンダードは、既存の台本を使って作品を作るというものではなく、参加者が取材したり、そのテーマに向き合って自分たちで台本も作っていくというものが主流といってもいいでしょう。進行役(演出家・劇作家)の人はその方向性を示したり、まとめたりしていきます。

演劇というと演出家がどなりつけて稽古をつけるようなイメージがあったのですが、そんなことはありません(笑)

このイメージはかなり昔のものらしい。

真剣さの中にも和気あいあいとして雰囲気でワークショップは行なわれました。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

※写真はすべて通し稽古のものです。

今年の地域の物語のメインテーマは「みんなの結婚」というもので、3コースが同時並行で進んでいました。

Aコースは「私の結婚」というサブテーマで、劇作家・演出家・俳優の吉田小夏さんが担当で演劇制作の進行役を、

Bコースは「100の結婚」というサブテーマで、劇作家・演出家の瀬戸山美咲さんが担当で演劇制作の進行役を、

そして、僕が参加したCコースは「ふたり」というサブテーマで、振付家・ダンサーの楠原竜也さんが担当でダンスの進行役を担いました。

作品としてはこの3つを1つの作品として発表するというもの。

小学校の時にやった学芸会や学習発表会とも違う趣です。

(最近では、劇場が学校にアーティストを派遣する事業があったりするので、見応えのある素晴らしい学芸会もあったりします。以前に富士見ヶ丘小学校に見学に行かせてもらい感動しちゃいました。ちなみに世田谷区もパブリックシアターが学校にアーティスを派遣する事業をやっています。ちなみに世田谷美術館もそんなことをしています。)

それは進行役がアーティストだからでしょう。

僕はこのワークショップの醍醐味のひとつは、アーティストと普通の人たちのふれあいだと思っています。

街を歩いていも奇抜な人には会うかもしれないけれど、まずアーティストに出会うことはありません。

アーティストって変な人なんじゃないかと偏見を持っていたのですが、いたって常識ある普通の人たちでした。

舞台芸術に真剣に向き合って作品を作っている優しい人たちです。

その道の専門家なんです。

そして、集まってくる人たちも、ある意味で他分野の専門家です。

「私、ただの普通の人」という言い方をする人も多いんだけど、生きてきた分だけ自分自身の専門家です。

誰も他の人の人生を味わうことができないので、来る人がすべて特別な人たちでもあるんです。

経験がみんな違うからね。

集まってきた人たちの経験も大切にして作品を作るのが、今回の地域の物語ワークショップです。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

僕の参加したのはダンスのCコースでした。

この「ダンス」というのも既存のダンスの概念とは違います。

「リズムにのって振り付けを覚えて踊る」というものではなく、「その人の体からでてくる動きから、動きを作る」というものなんです。

体の動きそのものがダンスというとらえかたなんです。

ダンスというよりもパフォーミングアートという言い方が適切かもしれません。

この体の動きも2人で行なえばペアダンスにもなるんです。

相手を感じて動くだけでダンスになります。

自然とお互いに自由に動いていても呼応して影響しあいますし。

 

さらに言っちゃえば、立っているだけでダンスなんです。

この立っているだけでも興味深く見ることができるんです。

 

そこに何が見えるのか・・・

その人の今まで生きてきたすべてが見えるのです。

体の形、体の使い方、くせ・・・それは体を鍛えたのかもしれないし、怪我をしたのかもしれない。また、慢性的に何かあるのかもしれない、生まれつきなのかもしれません。

今までの履歴すべてがそこに詰まっています。

立っているだけでその人の人生をさらけだしているのです。

 

心理セラピストという職業柄、その人がどんな人かを見るスキルは訓練して身につけています。人相学から姿勢分析まで普段は使っていて、僕は問題解決や夢を実現する手段として使い、演劇は表現の手段として使うのです。この辺りを研究したくて演劇を学んでいたりもします。

作品「ふたり」の中の台詞で「ふたりの関係性は、距離と視線だと感じました。」というものがあります。

パートナーシップや人間関係を扱うセラピーの中で距離と視線を使ったりもするので、異分野から学ぶことも多いですね。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

作品の作り方がユニークでした。

  • 町中のふたりを観察して、それを動きや詩としてを発表する。
  • ふたりから連想する、振りを作る。
  • など。

他人を観察して、自分の体を一旦通して表現をする。

自分の記憶から、自分の体を通して表現をする。

表現手段は自分の体だけ。または、言葉。

この言葉も自分がどんな言葉を選ぶかはその人自身がでてきます。

他者を見ていても自分を観ていることにしかならないのです。

 

その動きを進行役が一旦自分の体に入れて動きを作る。

進行役のセンスでどの動きが選ばれるのかが興味深いです。

きっと、その人らしい動きを選んでいるのではなかろうかと。

「えっ!それなんだ!」という新鮮な驚きがあったり、「あぁ、いつもそうだよね」という納得感があったり、「そんな動きしていたっけ」という意識していないものがあったり、この辺りがアーティスの腕というか真骨頂なんでしょうね。

 

そして、その動きを、自分で再現していく。さらにはそれを全員でやったり。

整理すると・・・

他者の動き(非観察者)→自分の動き→他者の動き(芸術家)→自分の動き→他者の動き(参加者全員の動き)

と「動き」が他者と自分を行き来する。

この一連の作業で、動きがだんだんと抽象化されていくんです。

つまりは動きが自分から離れて普遍性を持っていく。

ダンスのルーツを見ているかのようです。

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

見ているととっても面白くて、みんなダンスの振り写し(そっくりマネること)ができないんです。

ほんとものの見事に同じ動きがみんなできない。

これは技術的な問題なんです。

ダンサーは見た動きを自分の体をコントロールしきって動かすことができるんですが、普通はできません。

僕らはどんな動きも個性的な動きにしかならないんです(笑)

これはこれで面白いんだけど、群舞を踊る時には足かせにもなったりします。

同じ動きをすることで、その上にその人の個性が表現されることが消えてしまうから。

同じ動きをするからこそ、個性が際立つこともあるのです。

 

「適当にやりますよ。なんとかなりますよ。」という参加者がいました。

その方にゲネプロが終わった後、アシスタントが「それじゃダメ!」と今までにない強さで言い、振りを徹底的に練習をしたんです。

そうしたらね、その「適当にやる」と言っていた人の動きが輝きだしたんです。

魅力が全面に現れてきたんです。「うわっ!」と思わす驚きました。

それを見ていた仲間が一人一人とそのダンスの輪に加わり、見事な群舞ができあがっていきました。

もちろん、僕もその輪に自然と加わっていきましたよ。

これも集団で踊る群舞の原型なんでしょうね。体験から学ぶことほんと多いです。

僕は物事の本質を知りたいし解明したい人なんです。こんな気づきが生まれるともうワクワクがとまりませんでした。

 

全体アドバーザーのなるさんから「あなたは、振りや段取りはすでに踊りを覚えていて、舞台上で楽しんでいるねぇ。」と言われました。

今回は自分でビデオを撮ったり、自分で音楽を分析したり、自分で踊りも書き出したり、自分で段取りの表を作ったりしました。

誰かが作ったものを自分自身の手で整理してみたのです。

そうしたら覚えちゃったんです(笑)

舞台に上がるのは3回目なんです。舞台は覚えたらゴールだと思っていました。1回目の青年団の演劇入門というワークショップで演劇をやった時には、ほとんどみんなそんな感じでした。それが精一杯。そのせいかイマイチやり残し感があったんです。

今回は、覚えた先に世界が広がっているんだという経験をしたのです。

演出が入っても楽しい、段取りが変わっても楽しいんです。

何が楽しいかといえば、ちょっとしたことで、場の雰囲気が全く違うものになるからです。

小さな変化が大きな結果を生むのを目の当たりにすると、やっぱりそういうもんなんだなと納得できたんですよね。

「台本を覚えてからが本当の演劇が始まる」という言葉はおぼえていたんですが、楽しい世界は基本を覚えてからなんですね。

作品作りから上演するまで新しい世界がたくさん見えました。

自分の中に眠る可能性や才能を引き出すのに演劇的な技術はとても役立ちます。

 

最後の舞台は、もう演者も観客も緊張感がすごかったんじゃないかな。

人間そのものが持つ質感をそのままぶつけたような舞台だと思っています。

人間力勝負というのでしょうか。

人と人が出会って向き合う。それだけで何かが伝わったんじゃないかと。

 

外国でも通用するんじゃないか。そんな感想をアシスタントの方から言葉をいただいたり。

自他ともに最後の本番が一番良かったというピークを最後に持ってきてくれたのも進行役の手腕なんでしょうね。

 

見てくれた人がどんな感想を持ったのか。

「なんだこれは!醜悪だ!」と思ってくれたら幸いです。

多分、そうなんじゃないかと(笑)

地域の物語Cコース「ふたり」(舞台稽古風景)

地域の物語のワークショップで「芸術」の素晴らしさを知れたことは人生の宝になりそうです。

誰もが芸術にふれ、自分でやってみる経験を1度でもするといいんじゃないかな。

表現を見る側から表現をする側へ

以上です。


地域の物語2013「ワークショップ」としての振り返り

地域の物語ワークショップの舞台発表が終わったので、今現在の振り返りをしておきます。

■ワークショップとしての地域の物語

市民に開かれた公共劇場として作られたのが世田谷パブリックシアター。

演劇やダンス作品を上演する劇場という枠を超えて、誰もが参加できるワークショップなども企画運営しています。

アウトリーチといって、市民が劇場に足を運んでくれるのを待つだけでなく、劇場から地域社会に積極的に進出していく活動をしていこうという活動をしています。

ヨーロッパやアメリカではかなり普及しているスタイルなんだそうです。

日本ではここ世田谷パブリックシアターが手本となるべく積極的に活動している劇場です。

なので、学芸というセミナーやワークショップ部門も洗練されています。

劇場という場所と建物だけでなく、学芸というスタッフが充実していて受け皿としての体制は万全のようにみえます。

その器にワークショップを全国各地でやっているステキな人たちを講師に迎えたり、ワークショップを開催する人を養成するような講座も開催しています。

この地域の物語ワークショップも1998年から始まり、毎年開催され、今回が15回目になります。

と一般的な説明はこれくらいにして、感想を書いておきます。

地域の物語ワークショップ

僕たち参加者が15名、進行役のアーティストが2名、学芸スタッフが3名というチームでワークショップをやりました。

時にはスタッフも一緒にワークショップに参加し交流したりもしました。

明確な役割はどんどん希薄になっていきました。

誰もが平等であるという感じで、大人の尊重がある雰囲気でした。

普段は何をしているかほとんど知らないんだけど、ワークショップを重ねる毎に、その人となりがわかってくるのが地域の物語の醍醐味です。

肩書きよりも人間性が重要視されるようなそんな雰囲気。

場の雰囲気作りは公演に遊びにきた感覚で居心地がとても良いです。

過度なサービスもなく、かといって無視されるわけでもなく、それぞれがそれぞれのスタイルで時間を過ごすことができる見守りが心地よい。

 

進行役のたっちゃんこと楠原竜也さんは、とても細やかでよく人を観ています。

1回目でほぼ名前と顔を一致させ、名前を呼んでくれました。

「ここにいていいよ。」とそんなように言われている感じ。

アシスタントのるいるいこと千葉瑠依子さんもよく人を観察しています。

そして、たっちゃんの言うことを的確に例としてみんなに示してくれます。

言葉を体で表現できるってすごいですね。

そして、その精度が高いし、見ていてもさすがだな、あんなふうにできたらいいな、と感じさせてくれました。

このワークをやった先には、この状態が待っていると思うと意欲が自然と湧いてきます。

 

この進行してくれた2人はとてもシンプルでした。言葉も洗練されていて無駄がない感じ。

そして意志の疎通もバッチリでした。

意図がブレないと安心感が増します。

 

プログラムそのものは、本当に3ヶ月で作品が出来上がるだろうかというハラハラドキドキ感がありました。

最初の2ヶ月は、ほとんど体を動かすことに時間を使いました。

これは、ほとんど遊びのように楽しいものでした。

楽しく学ぶことができるって大事なことですね。

僕が「おおっ!」と思ったのは、いわゆるアイスブレークという呼ばれるどうでもいいワークがなかったこと。

その場をほぐすために「アイスブレークやります!」と最初にやるワークショップの90%はろくなものはありません(笑)この数字は僕の経験値ですが。

今回のワークショップで行なったワークのすべてが「ふたり」につながるようなものばかり。

そのために身体性を感覚を磨いていくものだったのです。

「なぜ、このワークをやるのか?」がとても明確になっているのはとても大切です。

必要不可欠なワークをやっているので、このワークを体験した参加者と体験しない参加者は、作品作りに大きく影響をおよぼしました。

動きがワークを体験した人のほうが明らかにいいのです。僕の目にも一発でわかるくらいに差が歴然としていました。

ワークを積み重ねることで作品が少しずつ出来上がって来る感はゾクゾクしました。

プロセスをとても大事にしているのが見事でした。

多分、ワークショップが行なわれる毎にミーティングを行なわれて、今後をどうするのか時間をかけて話し合ったんじゃないかなぁと予想しています。

ダンス経験なしでも安心して参加することができる内容だったし、経験者にはスキルアップを確実にできるエクササイズ満載でした。

 

作品作りに入ってからも集中力が高まっていくようなしかけをしていたように思えます。

いつ何をやるのが効果的なのか?

参加者の様子や状態をよく見ているからこそできることでしょう。

きっと、多くの引き出しを用意しておいて、現場で取捨選択をしたんじゃないかなと思っています。

最後のたっちゃんのこだわりは、舞台芸術家そのものでした。

ふだんアーティストに接する機会はないし、アーティストがどのように作品を作るかなんて見たことがありません。

結果しか見たことがないものばかり。

僕は映画でもメイキングのような制作過程がわかることがとても大好きなんです。

なぜなら、どのようなプロセスで作品を創造していくかに興味があるからです。

それを体感することで、クリエイティブな回路が自分の中にできた感じがしています。

これぞワークショップの醍醐味ですね。

たっちゃんが作品作りで細かいところまでこだわっている姿に感動しました。

このこだわりが作品に深みを増していくことを肌で感じられました。

 

ワークショップは結果だけでなく過程が大事と言われています。

このプロの舞台芸術家と長い時間を過ごすことで、何か大事なものを受け取った感じがしています。

 

料理に例えると、僕たちが素材です。どんな素材なのか、ワークを通じて吟味されていたような感じがします。それをたっちゃんが料理をするというようなワークショップでした。

この素材がとても個性的で料理するのは大変だったのではなかろうかと思います。

誰と誰を組み合わせたらより魅力が輝くのか、どんな順番で行なえばそれぞれが輝くのか、即興が得意な人にはどんな指示をすればいいのか、段取りを覚えている人には何をさせたらいいのか・・・

人をよく見ていないとできないことばかりでした。

ほんと贅沢に時間も場所もお金も使っているワークショップです。

 

普段できない非日常体験が大切なんです。

ただ生きるだけでなく、どう生きるのかがとっても大切なんです。

豊かな社会になればなるほど、これはとても大事なことになっていきます。

人が人として豊かに生きるとは何かを感じました。

地域の物語ワークショップのパンフレット

参加者もワークショップから帰ればいろんな現実が待っています。

それをいったんすべておいて、作品作りに集中する。

もしかしたら小さな刺激かもしれないけれど、自分の持ち場に帰った時に何か変化が起きているばラッキーですね。

 

世田谷という地域の参加者が多いので、道でばったり会ったり、地元の話で盛り上がったり、また会おうという話がでたり、「地域」というテーマでつながれた仲間が増えていくのは嬉しいです。

そして、去年の地域の物語ワークショップ参加者が今年も参加したり、参加はできなかったけれど作品を見にきてくれたり、顔見知りが増えていきます。

サードプレイスという家庭でも職場でもない第3の場所の重要性が言われているけれど、不思議な居場所ができた感じが嬉しいです。

東京はつながりが希薄だと言われるけれど、自分が選べばつながりを持つことはできるんですね。

そのチャンスを公共が提供しているのはとってもステキです。

 

今この時だからこそできないこと、世田谷パブリックシアターでしかできないこと、このメンバーではないとできないこと。

それが詰まったワークショップでした。

世田谷パブリックシアターを通じて出会った人も増えてきました。

人と人が出会うからこそ何かが生まれるのです。

今回のテーマである「ふたり」という関係性を結ぶ場として最高の居場所がパブリックシアターという劇場にありました。

ありがとう!

以上です。

■地域の物語ワークショップCコース活動の記録

  1.  1日目 出会うことは喜びである
  2.  2日目 すべてが個性でしかない
  3.  3日目 ハッピーバースディ
  4.  4日目 歩こう!
  5.  5日目 ふたり
  6.  6日目 話を聞けない大人たち
  7.  番外編 インからアウト
  8.  7日目 つながる
  9.   合同 3コース合同プログラム
  10.  8日目 群舞ができた!?
  11.  9日目 グダグダ
  12. 10日目 ルールとインスピレーション
  13. 11日目 作品全体が見えてきた!
  14. 12日目 時間!時間!ダンスの時間!
  15.  補講日 舞台に上がる!
  16. 13日目 舞台稽古と最終調整
  17. 本番当日 「地域の物語」ワークショップ本番当日
  18. 振り返り 「ワークショップ」としての振り返り
  19. 振り返り 「作品」としての振り返り
  20.   合同 3コース合同プログラム上映会&振り返り

<関係先リンク>
■世田谷パブリックシアター
■Cコース「ふたり」地域の物語ワークショップ2013
■地域の物語~みんなの結婚 46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品


「地域の物語」ワークショップ本番当日@世田谷パブリックシアター

地域の物語ワークショップ本番当日。

僕たちが3ヶ月かけて作ってきた作品は、劇場で舞台芸術として発表します。

最近はTEDなどがEテレで放送されているくらいにプレゼンテーションに注目がされています。

この地域の物語ワークショップも自分たちが感じたり、考えたり、取材したり、観察したり、体験したり、テーマに関していろいろやったことを、作品として作り上げ舞台で表現をします。まさにスーパープレゼンテーションです。

ただの学習発表会という形ではなく、芸術作品までに高めて舞台に乗せるという体験が学びを深めることになります。

それが地域の物語ワークショップ。

 

今年のテーマは「結婚」。

その中で僕たちCコースのテーマは「ふたり」。

進行役とアシスタント、学芸スタッフ、参加者らで作品を作り上げました。

みんながそれぞれがそれぞれの専門家です。

みんなの個性や経験を分かち合いながら作品が立ち上がっていく様は見事でした。

平日の昼間に集まれる個性豊かな人たちをよくぞまとめてくれました。

 

芸術作品を作る過程は面白く、個人の経験が個人から離れていき仲間たちで共有され仲間たちのものになる。

その仲間たちがその経験を演じたりすることで、仲間の経験からさえも離れていく。

その抽象化というか客観化というか、仲間からは慣れていくことで、普遍性を持ち作品として人様に魅せられるレベルに上がっていく。

個人の経験が作品として立ち上がってくると何か力がそこに宿るんです。

ステキな経験でした。

地域の物語ワークショップ 稽古風景

こんなウォーミングアップも今日で最後です。

終わりがあるから始まりがある。愛おしい時間です。

今日はスケジュールが朝から夜までびっしりと詰まっています。

ウォーミングアップ後、着替えてゲネプロ。

ゲネプロにもお客さんが招待されていて半分近く人が埋まっていました。

僕自身は、もうゲネプロで踊るのが楽しくて楽しくて。

舞台の上でダンスシーンはずっと笑っていました。

地域の物語ワークショップ

ゲネプロ後はみんなでご飯を食べながら振り返り。学生時代の合宿を思い出すような楽しい時間。

進行役のたっちゃんとるいるいからゲネプロを見てのさらに高みに上がるための演出をつけてもらいました。

それは・・・

  • 基本的にはとてもいい。
  • 新しいことや余計なことはやるな。なぜなら他の人たちへの影響があるから
  • ルールがハッキリとわかっていない人がいる。それは明確に
  • ダンスの振りや立ち位置がズレているところは再確認

というもの。ほんとみんなを細かく見ていてくれます。

ダメだしというよりも作品をよりよくしていくための愛ある言葉でした。

この時に興味深かったことは、「まぁ、なんとかなるでしょう。」と余裕をあるふりをしてできないことを誤摩化して仲間が、「さぁ!練習しよう!」とやる気満々になったことです。

欲がでてきたことがすごく良かった。

彼は作品の最初の「あらわる」という場面のキーマンだったのです。

 

僕らのチームのすごいところは、修正が入るとしっかりと受け止めて立て直すことができること。

これは、たっちゃんに感心されたところです。

この時のみんなの集中力もすごかったな。

 

本番前に、Cコース参加者に関わってきた人たち全員で円陣を組む。

もう僕はここで泣きそうです。

さらに出番前に袖で待っている時にも涙を我慢していました。

猛烈に感動していたんですね。

大人が真剣に遊ぶという行為。それが形になる瞬間。

その刹那に僕が感動する何かがあるんです。

 

Cコースの作品は演者も観客もずっと集中をしているようなそんな作品。

しかも抽象的で何を観客の想像力をかきたてるようなそんな芸術作品に高まっていました。

後の感想で、外国のこの作品を持っていきたいと言われたくらいに、作品を見たその場では何が起きたのかわからない、後々あれはあぁだったのではないか、う〜ん・・・と記憶に残る作品だったそうです。

はじまった直後からものすごい緊張感がありました。

客席も固唾を飲んでみているのがわかります。

演者と観客の間にある独特な空気感のような関わり方は最高でした。

舞台をやっている人たちは、あぁいう感覚を味わっているのかと、芸術のしっぽくらいはつかめたのかもしれないと思いました。

 

最初から最後までずっと集中がキレずに終わりました。

たっちゃんやるいるい曰く、奇跡の連続だったと。すごい作品だったと。

やっている僕たちもすごい作品だったとわかるんです。

そんなことってあるのですね。

 

他者を感じることをワークショップではかなり時間を割いてやったので、観客さえも感じることができるようになったからなのかな。

地域の物語2013Cコースのメンバー

舞台が終わった直後の写真です。充実感がいっぱいです。

晴れ晴れしい笑顔ですね。

地域の物語2013アフタートーク

これはアフタートーク。観客と演者が話し合える場って大事ですね。

舞台も双方向であることで豊かさが広がるような気がしています。

 

そして、振り返りの時間がありました。3ヶ月のワークショップを受けた感想などを語り合ったり。

もう至福の時間でした。

 

「あぁ、そんなこともあったのな。」

「えっ!そうだったの。」

「そうそう、そうだった。」

進行役のたっちゃんが言った言葉が心に響きました。

 

「僕は、ここにいる人たちだけでしかできないものを創りたい。」

 

そうなんだよね。天地人なんですよ。

天とは時代です。今しかできなこと。

地とは場所です。ここパブリックシアターでしかできないこと。

人は人です。集った人でしかできないこと。

これは一種の奇跡です。今この瞬間は今にしか存在しないんです。

次ってもうないんです。今しかないんです。

 

これって子どもの感覚です。子どもの頃は知っていた。次がないことを。

だからこそ今この瞬間を全力で楽しむのです。

大人になると次があると錯覚をするようになるんです。

もう同じことは決して起きないのに。

今この瞬間を楽しむこと以外に大事なことなんてあるのでしょうか。

 

で、打ち上げが稽古場であり、その後は三茶で夜の街に消えていく人たちも。

僕らは満足して家に帰り、ゆったりとふたりで語り合いました。

 

もしかしたら、気づきをあとで、もうちょっと書くかも。

では、寝ます(笑)

 

参加してくれた仲間たち「いわた都/上田恵子/上田正敏/上本竜平/内田浩美/金田海鶴/齋藤由美子/鹿野恵/たかのっち/ポラン/マイケルちあき/御原由美子/凛音」、進行役の楠原竜也さん、アシスタントの千葉瑠依子さん、全体アドバイザーの成沢富雄さん、世田谷パブリックシアター学芸の恵志美奈子さん、九谷倫恵子さん、福西千砂里さん、そして観にきてくれた人たち。ありがとう。

このブログを読んでくれたあなた。ありがとう!

以上です。


舞台稽古と最終調整

地域の物語ワークショップ13日目。

いよいよ本番は明日です。

興奮状態で朝の4時起きしてしまったりするんだけど、体を休ませるために強引に6時過ぎまで寝ました。

体は疲れているけれど、頭はハッキリとしています。

体はダメージを蓄積するのかもしれないけれど、頭というやつは元気でいることができるのかもしれません。

だからこそ、頭で体の声を聞くことも大事なのですね。

 

今日も抜けられない用事があるのにギリギリまで参加してくれた人がいたりして、全員で通し稽古できました。

みんなの意識が明日の舞台のために向いているって気持ちが良いものです。

 

9時半オンタイム集合なのに9時には稽古場に。さすがに誰もいず一番乗り(笑)

ウォーミングアップしていると少しずつ人が集まっていきます。

この感じがたまらなくいいです。

 

10時過ぎに衣装に着替えて舞台へ。

地域の物語ワークショップ シアタートラム

 

客席の真ん中に演出家席があり、劇場スタッフの人たちが真剣に仕事をしています。

この緊張感がたまりません。プロはやっぱりカッコいい!

 

だんだんと精度が上がっていくし、だんだんと本気度も増していきます。

スロースターターの人たちも火がついたようです。

目の色が変わっていくのは見ていても面白い。

スイッチが入る瞬間って、人それぞれですね。

 

なんかわけがわからない作品から、何かザラッとしたものを残せるかもしれない作品に進歩したんじゃないかと。

神は細部に宿るというか、演出の細部のこだわりもいい感じです。

進行役のたっちゃんもアシスタントのるいるいも判断も的確です。2人の意志の疎通がバッチリなので、どちらに聞いても明確な答えが返ってくる。

安心して身をまかせることができます。

ものすごくスタッフを信頼できるって嬉しいですね。

この関係性があるからこそ、舞台というものが作ることができるのでしょうね。

無駄な人などいないんですね。全員がパズルのピースなんだなと実感しています。

 

ラストシーンの合同稽古もいい感じです。

Aコースの人たちもBコースの人たちもいい顔しています。

大人の真剣な顔って魅かれるんだよな。

 

午後はお昼を食べて、ビデオを見て、曖昧なところを確認。

曖昧なところがあると、曖昧な動きになって、見ていてつまらないんです。

明確な意図がある動きには命が宿るのか、見ていると何か訴えかけられるような伝わるものがあるのです。

同じ舞台に上がっていても感じるものが違うんですよね。

意図があるというのは、迷いがない状態なんですね。

物事をハッキリさせるというは可能なんだと確信しました。

舞台を創るというのは、感性と理解が必要なんですね。

右脳的な要素と左脳的な要素のどちらも不可欠です。

 

みんなで率直にアイデアの交換が自然にできるようなチームにも仕上がってきました。

舞台だけでなく、人間関係もだんだんと構築されていい感じです。

「あれやりたい」と他の参加者から本番前日に爆弾発言?があったりもしましたが、まぁ今はそんな時期になってきたということでしょうね。

あれこれ足したくなる時には、あえて引き算のほうが大切になることが多いように思います。

 

16時過ぎまで稽古は続き、最後はみんなクタクタでした。

疲れているのを感じていないので、危険なゾーンに突入していました。

危険というのは、集中力が落ちていて、怪我をしやすい状態です。

なので家に帰るまで気を抜かずに帰ってきました。

「遠足は帰るまでが・・・」という昔言われたことを思い出したりして。

 

これからお風呂にゆっくり入って、オイルマッサージを自分にしてあげようと思います。

全身を使ったパフォーマンス。

明日はすべてをさらけだします!

地域の物語~みんなの結婚

■地域の物語~みんなの結婚
46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
問い合わせはコチラから
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html

当日券がでます。14時半から配布予定。
席数を増やしたので、きっと当日券で入れるでしょうと制作から案内がありました。


舞台に上がる!

地域の物語ワークショップ12.5日目。

24日(日)の本番前に劇場は昨日(21日(木))から仕込みを開始しています。

今日はテクリハの前に、劇場とスタッフの皆様に時間をとってもらって、特別にワークショップを開催していただきました。

いつもよりも早く9時半からスタート。

9時過ぎには劇場入りして入念に体をほぐします。

朝早いと体は寝ているから起こさないとね。

 

参加者同士、「こうしよう。ああしよう。そうだったよね。」と確認作業をしたりして。

とってもいい感じです。

 

たっちゃんから今日のスケジュールの説明があり、体をほぐす変わりに群舞の練習。

だんだんとよくなっていきます。今の段階は練習すればするほど精度が上がっていきます。

気づいたのは、踊りを覚えている人がグングンと上手くなっていき、曖昧な人は曖昧のまま同じ所をグルグル回っている。

差が開いていっているのが気になります。

地域の物語ワークショップ

衣装に着替えてトラムの舞台に移動。

舞台監督さんから様々な劇場の注意事項を受けます。

ドキドキとワクワクのボルテージが上がっていきます。

 

舞台上では、照明が入り細かい場当たりが始まりました。

誰かがどこにいるのか、どこにいたら見栄えがいいのか、照明はどんな感じなのか、周りの人たちとの距離感はどうなのか、動線をどうするのか・・・

全体を確認しながらいただいた1時間を使い切りました。

時間オーバーになったんだけど、群舞だけは踊らせていただきました。

ありがとうございます。

 

僕はここでタイムオーバー。ダッシュで家に帰ってクライアントさんとのセッションでした。

クライアントさんにいただいた言葉・・・

「まぁちゃん、先ほどはありがとうございました!まぁちゃんのアドレナリン出まくりのお顔がとってもとっても印象的でした(#^.^#)初めて見たお顔だった気がします。自分から、枠をとっぱらって、本気で挑戦を楽しむ姿、素敵です!」

僕の仕事はクライアントさんの人生の演出に近いことだと思っています。

「自分の枠を超える」ということを伝えているので、僕自身もいつも枠を超えるというチャレンジをするということを大切にしています。

このワークショップに参加しているのも、自分のパフォーマンスや経験値を上げるだけでなく、クライアントさんたちにお役に立てられるためにも参加しています。

僕がやることはすべて、人間の可能性を追求することにつながっているような気がしています。

仕事も遊びもなく公私混同であり、すべてが本気で真剣です。

だから人生面白かったりするんですよね。

 

セッション修了後、体のメンテも含めてに泳ぎに行きました。

今の自己イメージは、ダンサーです。

 

午後はみんなどんなことをやったのかしら?

明日はそんな話を聞きつつ、舞台稽古に挑みます。

地域の物語~みんなの結婚

■地域の物語~みんなの結婚
46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
問い合わせはコチラから
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html

お陰様で満員御礼。当日券がでます。14時半から配布予定。
座席数をちょっと増やせたそうなので、当日券で入れる可能性は大きいそうです。

ゲネプロ(本番と同条件の舞台、音響、照明、衣装などで行う通し稽古)が10時30分トラム入場、45分スタート予定。遅刻は残念ながら入れません。関係者に限り観劇OKなのだそうで、ゲネ観劇希望の方は僕に直接ご連絡下さい。上演時間は90分を予定しています。


意志を持つこと

意志を持っているのか?

意志を持って行動するのか、

それとも漠然と行動するのか。

 

この差は歴然と違う。

何が違うかといえば、見え方が違うし、結果が違う。

起きることが変わるのだ。

そして、何か外部の要因で起きることに対する自分の反応が違う。

起きたことにただ反応するのではなく、自分の意志を持った選択ができるようになる。

意志というのは、なんでもいい。

「〜したい。」というものでもいいし、「〜する。」というものでもいい。

それがあるか、ないかでは全く違うのだ。

 

意志を持つこと。ここからすべてが始まる。

 

■個人セッション
ネガティブな感情の裏にあるポジティブな感情。
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■スリーインワン・トレーニングコース
心理の世界を頭、心、体を使って学んでいきます。
キネシオロジー、パーソノロジー、構造神経学、脳科学・・・
様々なことを学んでいきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/trainingcourse.htm

■ソース・ワークショップ
ワクワクすることがその人の才能なんです。自分の源泉(ソース)を発見して活用する方法を学びます。自分だけの方法を見つけていきます。
http://www.yoriyoku.com/source/


時間!時間!ダンスの時間!

地域の物語ワークショップ12日目。

作品が立ち上がっていく瞬間を体験しています。

昨日、なんとか全体ができあがり、今日は曖昧なことを調整をしていくのが大きなテーマ。そして、衣装を着ての通しをやるということ。

世田谷パブリックシアターの舞台監督さん、照明さん、音響さんも稽古を見守る中やりました。総監督のなるさんもいます。

ちょっと全体に緊張気味。

だんだんと本格的になってきています。

 

身体感覚を呼び起こすためのウォーイングアップで、アイコンタクトをやりました。

以前のワークショップでやったもの。

今日は2回目の全員集合したんです。あとは本番。

Cコースのワークショップ全14日間中で3回だけが全員参加。

今日はとっても貴重な日です。

 

ワークショップを休むということは、その時にやったメソッドそのものを体験していない人もします。

すると、体験している人と体験していない人の差がでてきます。

これはとっても小さな差に見えるんだけど、とても大きなものになっています。

体験しているかいないかの差で、動きに違いがでてくる。

 

さらにいえば、この体験を何回も繰り返している進行役のたっちゃんやアシスタントのるいるいは、洗練されていて別物になっています。見ていて飽きがこない。引きつけられる魅力を発しているんです。これが天才の領域なのかもしれません。

体験していない人、体験している人、体験を継続して行なっている人。

この3人の差は歴然としていることに驚くと共に「あぁ、やっぱりそういうもんなんだな。」と納得をする。

体って正直だよね。体以外も同じなんだよな。

 

今までワークショップでやっていることで、好き嫌いだけでなく、得意なこと苦手な動きがでてきます。

あとでビデオでチェックしたりすると、できているつもりでもできていなかったりするんですよね。

頭と体がつながっていない。イメージと実際がズレているんです。

無意識というものは恐ろしいですね。

 

ダンスの振り付けや段取りを覚えている人と覚えていない人の差も違います。

演劇と同じで、台詞を覚えてからが面白いんだと思う。振り付けを覚えてから演出でどんどんよくなるんだろうね。

特にダンスで振り付けを覚えていないと目立ちます。違うということは目立つのです。

観ている人にとって、変な動きをしている人に焦点があったり、それによって現実に引き戻されたりもする。集中力がキレてしまうこともあるのだそうです。

決まったことを決まったとおりにやるという意識も大事なんだそうです。曖昧にしているのか、意志があるのかで見え方が違うんだそうです。

意識の差もちょっとしたことなのかもしれないけれど、大きなものになっているかもしれません。

この辺りも研究していきたいところです。

 

「五線譜」と呼んでいるパートを詰めていく。

たっちゃんの視線の真剣さ。同時多発で様々なことが起きている舞台を整理していく。

何回も書くけれど、適当ではなく、お約束がいっぱいあるのです。

関係性があるようなないような社会の人と人のつながりのようであり、ひとりの存在がとても大きく輝いていたり、それに影響されたり、影響を与えたり、様々なことが起きている。

何回も稽古していると、舞台で自分をさらしている仲間をどんどん好きになっていくね。

そして、いいところもいっぱい見つけていくことができる。

 

衣装をつけての全体と通し稽古。本番までない貴重な時間。

演出もちょっと入るんだけど、とってもステキな時間でした。

演出が入れば入るほど、よくなっていくんです。

意味はわからないんだけど(笑)、どんどん良いものになっていくんだよね。

そして、参加者も言われると反応してよくなっていく。

この対応力の高さは人生を生きてきた長さでしょ(笑)

みんな芸達者だわ。

 

今日は休日なので、AコースやBコースの人たちも稽古日。

13時に稽古場AをAコースの人たちにゆずり、会議室で振り返り。

ビデオをみながらバッチリと修正をかけていきます。

集中力が落ちてきたなと思ったらもうお昼も食べずに14時を過ぎている。

お昼は、お弁当を食べながらみんなと話をする。

ワークショップは、こういう人と人が触れ合う時間も大切ですね。

安心感や仲間意識が強くなっていきます。

急に人と人の距離が縮まっていきますね。

「同じ舞台を踏む」という目的意識が、キュッといい感じに集まってきています。

 

お昼後は約1時間半、みっちりと群舞の練習。

細かい所をチェックしていきます。ここが一番の見せ所ですから。

動きがそろっていくと集団の力があがりますね。

見ている印象がガラッと変わります。

 

残った人は、帰った人にも伝えて良いものにしていくんだね。

欲がでてきました。

 

休養もしっかりとりながら、練習もやっていきます。

シアタートラム

写真はトラムの入り口。本番はこの劇場で。あと4日です。

地域の物語~みんなの結婚

■地域の物語~みんなの結婚
46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
問い合わせはコチラから
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html

お陰様で満員御礼。当日券がでます。14時半から配布予定。
座席数をちょっと増やせたそうなので、当日券は手に入るチャンス大です。

ゲネプロ(本番と同条件の舞台、音響、照明、衣装などで行う通し稽古)が10時30分トラム入場、45分スタート予定。遅刻は残念ながら入れません。関係者に限り観劇OKなのだそうで、ゲネ観劇希望の方は僕に直接ご連絡下さい。上演時間は90分を予定しています。


作品全体が見えてきた!

地域の物語ワークショップ11日目。

進行役のたっちゃんが、作品の構成を作ってきてくれました。

材料提供は僕たち。その材料をたっちゃんが料理する。

たっちゃん色が強いのか、僕たちの灰汁が強いのか、とんでもない作品ができあがってきたんです。

ダンスというかパフォーマンスというかコンテンポラリーというか。

観る人がどう感じるのか未知数な代物になりそうな予感。

地域の物語

演出がどんどんと入っているんですが・・・段取りが多くて、覚えられません(笑)

即興のライブ感を残しつつ、決まりごとも増えていきます。

決して適当に動いているのではないんです。

きっと、見ている人にとっては、カオスな世界なんだろうな。

作・演出のたっちゃん色が強い作品だと思っています。

#たっちゃん曰く、僕たちが濃いらしい(笑)

 

ようやく全体が見えました。

 

これは芸術作品というものだと思います。

なんかよくわからないのですごいのです。

アーティストさんの頭の中ってどうなっているのでしょう。

危険をおかして未知の領域に入っていくのがアーティストの役割なのかもしれません。

 

全体稽古が終わって残れる人が残り段取りのチェック。

2時間くらいかかりました。すごいボリューム。

頭はパンパンです。

 

Aコース、Cコース、Bコースの順番みたいです。

僕たちは演劇に挟まれた不思議な舞台をお送りする予定です。

楽しみです。

本番まであと・・・5日。全力で遊びます!

地域の物語~みんなの結婚

■地域の物語~みんなの結婚
46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
問い合わせはコチラから
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html

お陰様で満員御礼。当日券がでるらしいです。

ゲネプロ(本番と同条件の舞台、音響、照明、衣装などで行う通し稽古)が10時30分トラム入場、45分スタート予定。遅刻は残念ながら入れません。関係者に限り観劇OKなのだそうで、ゲネ観劇希望の方は僕に直接ご連絡下さい。上演時間は90分を予定しています。


継続!

IDOという経営者の集まりでTGという会社経営ゲームをしながら語り合った。

起業する前、起業した後、起業10年・・・

それぞれが経験していくことが違う。

当然ながらメンタリティも違うのです。

 

興味深いもので、この年数と経験することに似ている点がある。

僕は心理面が専門なので、特にその辺りに焦点があいます。

 

僕が思うには、先輩はとても優しいのです。

なぜなら通ってきた道だから。

起業前なんて、みんな助けてくれないだろう、とってもきびしい世界じゃないだろうか、そんなことを思っていた。

実際は違った。

みんな優しいのだ。もちろんそうではない人もいるだろう。

でもね、きびしい優しさもあるのだ。これも優しさからくることが多い。

悪意があるという人はごくわずかだ。

ほとんどの人は優しい。僕の周りにいる人はそんな人たち。

感謝しかない。

 

なんで優しいかを考えると・・・それは自分が真剣だから。

真剣に本気にやるということは、継続することだ。

やり続けているからこそ宿る魂みたいなものがある。

それを持っている人に対して、人は優しくなるのだ。

言葉がうまいとか、プレゼンがうまいとか、そんなのではないのだ。

醸し出す雰囲気そこに何かを人は感じる。

 

「継続すること」

 

自分にできることはこれしかないんだと再認識した。

この言葉もどうも前に僕が言ったみたい(笑)

僕が言った人は、本当にそうだと心から思っている。

でもね・・・自分は違うと勘違いしていた。

 

僕もそうだったんだ。継続することが大切なんだと。

自分の話だけでなく、他者の話もとても参考になる。

そんな場にいることを幸せに感じた。

 

ラスカルさん、ありさん、ライチさん。ありがとう!

 

■個人セッション
ネガティブな感情の裏にあるポジティブな感情。
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm

■スリーインワン・トレーニングコース
心理の世界を頭、心、体を使って学んでいきます。
キネシオロジー、パーソノロジー、構造神経学、脳科学・・・
様々なことを学んでいきます。
http://homepage2.nifty.com/f-style/trainingcourse.htm

■ソース・ワークショップ
ワクワクすることがその人の才能なんです。自分の源泉(ソース)を発見して活用する方法を学びます。自分だけの方法を見つけていきます。
http://www.yoriyoku.com/source/