道徳では人は動かない

人が何かをする時には、動機がある。

その動機がなければ、何もしないかもしれない。

人は欲しいものがあるのだ。それが行動に現れる。

動機をきれいごとにしたがる人は多いが、それは建前であり、本音は違うことがあることが多い。

意識では建前で動いているんだけど、無意識での本音はあるものなんだ。

その言葉を聞いて周りを観察してみると、愕然とすることも多い。

例えば、環境保護をやりたいと口では言っていながら、理念よりも金の方が大事だという会社を見て唖然としたことがある。お金はとても大事なのだから、それならそうと言ってくれたらいいのにと思ってしまう。でも、そのお金を取りにいったらダメだよみたいなこともあるのだ。倫理観の逆を行ってしまうという矛盾があったりした。

例えば、写真と撮ってくれる親切をしてくれる人がいた。なんて親切な人なんだと思っていたら、講師の人に良い人アピールをしているだけだったりしたりもする。自分を使ってもらいたいんだ。あぁ、そういうことなんだと思ったらこの世はコメディなのかもしれないと思ったのだ。

人はどうも自分の本音をだしてはいけないと思っているようなんです。本音を隠して建前を言わなければならないと信じ込んでいるのです。つまり嘘をつくのが社交だと思ってしまうんですよね。

これをやらねばならないと思っていたら、人間関係がイヤになる人もいるよね。

大きな自分の目的がない人以外にはね。自分の目的を達成するために戦略的に良い人戦略をするのは大丈夫なんです。自分で選んでやっているからね。先ほどの前者の人は無意識でやっているし、後者の人は意識的です。なので、前者の金と踊る人は不健全で、後者の良い人戦略の人は健全です。

本音って大事なんです。

自分の本音に気づいている。それをそのまま表現できたら良いよね。

自分の本音を知り、そのことを周りに伝えて、周りが助けてくれても助けてくれなくても、自分が本音に従って動いていく。

自分らしく生きるってそういうことなのかもしれないね。

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
https://www.hammockfullness.com


自分を生きる人たち

以前に住んでいて好きな街に美味そうなラーメン屋を紹介していた友人がいて、これは行かねばと自転車ランチ会をしていたこやちゃんを誘って突入してきました。

こやちゃんこと小山さんは、コーチ・コンサルタント独立プロデューサーとして活躍されています。彼との出会いは、10年前にソースワークショップを受講してくれたことです。こやちゃんは、ソースを受講してからあっという間に会社を辞めて起業し10年が経ちました。100日起業プロジェクトという魅力的なサービスを自らの経験を通して伝えてきたりフルート奏者としてもマルチな活躍をしています。

起業のベースにはワクワクすることをやろうという精神があるので、話をしていると思考がインスパイアされるのがとってもいい感じです。二人で話をしていた内容は録音してコンテンツとして発売したら多くの人に喜ばれる内容になるだろうなという刺激的なことばかり。

その中からひとつシェアすると、好きなことを仕事にしようということを言っていると、今ちょっとだけ興味を持ったことを仕事にしようと勘違いする人が多いということ。

そんな人の特徴は、3ヶ月前にあった時には、「飲食店をやりたいと思っているんです」と話し、2ヶ月前には「カウンセラーになろうと思っているんです」と話し、1ヶ月前には「youtuberになろうかな」と話し、今日あった時には「整体師になります。」というようなことをいう人です。

または、「コーチングを教える仕事がしたいのです。」というので、「コーチングはどれくらいしているのですか?」と質問をすると、「いや、まだ勉強していません。ブログでコーチングを教えている人がいいなと思って、やろうと思っています。」と答えるような人です。

これ、ただの思いつきです。

心理学的に言えば、出来事に反応しているに過ぎないことです。

カエルが目の前にハエが飛んできたので、舌をだして捕まえて食べたみたいなこと。あるいは、ベルを鳴らして餌を与えていたら、ベルを鳴らすだけでヨダレがでるハブロフの犬のような反応なんです。

あまりにも、「好き」とか「ワクワク」とか「自分らしく」とか「やりたいこと」とかが浅いんです。勘違いしているのです。

もちろんこれは初期衝動としては大事なことです。やりたいと思ったらやればいいのです。仕事になるかは別問題です。人間は想像することができるので、あまりにも未来のことを妄想することがあるのです。しかも仕事をしたいというまで想像するのはいいのですが、それがすぐに仕事にはならないのです。僕の今まで見てきた人の場合、3年毎日やっていたら仕事になる可能性があります。10年あれば確実ですね。

仕事になるかならないかはシンプルです。他人の役に立つかどうかだけ。自分事だけではないのです。自分は嫌いでも他人の役に立てば仕事になります。仕事とはそういう性質があります。

ちょっと誤解する言い方に聞こえるかもしれませんが、自分がやらねばならないことを仕事にするのです。自分の天職、ライフワーク、生まれてきた目的などと言われるくらいのことを仕事にするというのが、好きなことを仕事にしなさい、やりたいことを仕事にしなさい、ワクワクすることを仕事にしなさい、という意味なのです。

そんな話で盛り上がったりしていたのですが、ふと自分の仕事についても振り返る機会にもなりました。

僕が仕事で喜びにあふれる瞬間があります。それは何かと考えると、自分が尊敬できる人がお客様として来てくれる時です。どんな人が尊敬できるかといえば、専門家であり達人と呼ばれるくらいにその道に自信を持って取り組んでいる人たちです。

僕自身は心と体のつながり使った自分を深く見つめるセラピーをしてきました。セラピストとして技術を提供してきたし、起業前からセラピーの技術を教えるというインストラクターとしても活動してきました。心の奥を探求すること、そのために感情的な心理ブロックを外した入りストレスを外すことで、より自分の本音を探ってきました。言葉になっていない潜在意識を探求してきたのです。もちろん自分自身を探求することもワクワクするし、クライアントさんの真実を探求するガイドをしていくのもワクワクします。好きを超えて極めたいと思っていました。それはセッションとしてサービスを提供することもセミナーとして教えることもです。

お陰様で、活躍している医師、歯科医師、セラピスト、作家、起業家、投資家、音楽家、先生、役者、ダンサー、アーティストの人たちにお会いでき、対等におつきあいをさせていただいています。そして彼らのセカンドキャリアについても相談に乗ったりしています。

尊敬できる人たちに対してサービスを提供する仕事ができるって僕にとっては最高なんだなと初心に帰りました。

「生まれてきた意味を知る」という究極の哲学的な問いの探求が僕の天職なんだと改めて思いました。そのために好きなことを仕事にしたり、コミュニケーションの基本である家族関係を癒したり、自分自身の多様性を知ったりする仕事なのです。

こやちゃんも、起業家としても尊敬できる友人であることが嬉しいです。ありがとう。そして仕事の話を深くできることが嬉しいですね。

そうそう、馬事公苑の近くあるラーメン屋さんオススメです。あさっりIINOを塩味で。魚系の出汁がしっかりとしていて美味い。次回はエビ出汁のしょうゆを低糖質麺で食べてみたい。

RAMEN CAFE de IINO
http://rcd-iino.com

その後は、お気に入りの馬事公苑のスタバに行き、砧公園にも。どちらもお気に入りのスポットです。春になったら公園で仕事ですね。

砧公園 #GOPRO

こやちゃん!ありがとう!

小山弘樹(こやま ひろき) 
株式会社スマートチェンジ代表取締役
コーチ・コンサルタント独立プロデューサー
ブログ:やりたかったことをサッサとやりなさい
http://koyamahiroki.com

フリースタイルのWebページです。
■個人セッション
www.yoriyoku.com

■ソースワークショップ
www.asobilife.com